重賞レース直前情報
■2025年09月07日
第51回ビューチフルドリーマーカップ(盛岡)

9月7日(日)に盛岡競馬場にて、第51回ビューチフルドリーマーカップ(3歳以上牝馬・ダート2000メートル・18時05分発走予定)が行われます。今年は大井から2頭、浦和と船橋から各1頭が参戦して、岩手が内枠、南関東が外枠に固まる珍しいかたちとなりました。昨年はミニアチュールが勝ち、大井のラブラブパイロが2着で浦和のマテリアルガールが3着。今年もその3頭が同じ騎手で臨んでいるのが興味深いところです。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(20年と23年は水沢で実施)。1番人気は3勝、2着1回。連対馬の組み合わせは、1から2番人気が1頭と、3から7番人気が1頭となっている。3着内馬15頭のうち14頭は遠征馬で、岩手所属は昨年1着のミニアチュールだけ。2走前までにその年の門別・ノースクイーンカップに出走していた馬が1頭だけ連対している。3着内馬15頭のうちの14頭は前走が重賞またはオープンで、残る1頭は南関東の条件戦で1着だった。

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   出走馬短評
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クイーンカード 岩手デビューで3歳時に2勝して、最近は5戦連続で連対と本格化ムード。しかしながら勢いはあっても、今回の相手では少々厳しいと言わざるをえない。

ケープライト 岩手デビューで2歳時と3歳時に重賞を勝ったが、今年は一般戦を含めて未勝利。前走のフェアリーカップは2着でも、勝ち馬には2秒0も差をつけられた。

ミナトミナイト 岩手デビューで今年4月に初勝利を挙げ、2走前が2勝目で、前走のひまわり賞で重賞勝利。上昇の勢いは魅力でも、今回は試金石とみるのが妥当だろう。

ミニアチュール 昨年の覇者で、ここまで重賞を11勝している岩手の女王。盛岡競馬場では11戦9勝で3着内率100%という魅力的な実績もある。

ザオ 船橋からの遠征馬。3歳牝馬限定戦では準重賞を勝って、マリーンカップJpnIIIで3着。タイプ的に盛岡の2000メートルは気になるが、本橋孝太騎手を起用した点は不気味に映る。

ラブラブパイロ 大井からの遠征馬。昨年はノースクイーンカップを勝ち、このレースで2着。今年は前走が2着だったが、主戦騎手に戻る点はプラス材料といえるだろう。

マテリアルガール 浦和からの遠征馬。昨年のこのレースは2着から7馬身差の3着で、先行して粘れずという結果。前走は金沢で3着だったが、底力に欠ける感は否めない。

ローリエフレイバー 大井からの遠征馬。東京2歳優駿牝馬とロジータ記念を勝ったが、大敗も多数で今回も展開次第になりそう。ただ、盛岡コースが合う可能性はありそうだ。

そのほか、ツルマルベル、マルーントリックが出走する。

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 レースの狙い
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ミニアチュールは盛岡で3着内率100%。前走のフェアリーカップも大差勝ちで、連覇の可能性が高いだろう。相手は遠征馬とみるのが妥当で、昨年2着のラブラブパイロがその筆頭。ローリエフレイバーは最近2戦がいまひとつでも、この距離の牝馬限定戦は条件的に合いそうだ。この3頭が有力で、ザオとマテリアルガールは3連勝式の候補まで。


ビューチフルドリーマーカップ(M1)(ベオープン牝馬 の出走表はこちら

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