重賞レース直前情報
■2025年09月23日
第52回オータムカップ(笠松)

9月23日(祝・火)に笠松競馬場にて、第52回オータムカップ(3歳以上・1900メートル・16時25分発走予定)が行われます。北陸・東海・近畿地区の交流重賞に、遠征馬は兵庫からの3頭。そのうち2頭は重賞勝ちがあり人気が予想されます。対する東海地区からは23年トランスナショナル(当時は金沢所属)、24年キャッシュブリッツと近2年の当レース勝ち馬を含む6頭が参戦します。オッズが偏りそうなメンバー構成で、どれくらい買い目を絞れるかがポイントといえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は2勝、2着1回。5番人気が1、3着各2回の好成績を挙げており、昨年は2→1→6番人気で決まるなど、毎年5、6番人気のどちらかは3着以内に入っている。所属別では兵庫が出走があった4回(20、21、23、24年)すべてで1頭だけ馬券絡みしているのが特徴的だ。牝馬の3着以内は16年が最後で、3歳馬の勝利は昨年のキャッシュブリッツが10年ぶり。ただし岐阜金賞1着馬の出走は今年が初となる。

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   出走馬短評
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ナムラタタ 兵庫からの遠征馬。今年は5戦して3着1回だったが、前走の摂津盃を9番人気で重賞初制覇。24年には1870メートルの新春賞で2着もあり距離延長も問題なさそうだ。

ルテリブル 3歳9月にJRAから名古屋に転入し9勝を挙げ、船橋に移籍して3勝。6月の再転入後は3戦して1、2着各1回。前走の勝ちっぷりは鮮やかだったが相手が上がるここでは厳しい感がある。

サンライズホープ 兵庫からの遠征馬。JRAでは重賞2勝を含めオープンで3勝。昨年3月の転入後は14戦して特別戦での2勝のみだが、戦歴から距離延長は歓迎だろう。

イイネイイネイイネ 2歳秋に北海道から笠松に転入し東海三冠路線で活躍し、金沢・MRO金賞を勝利。古馬重賞では3着までだったが前走くろゆり賞を制した勢いは侮れない。

トランスナショナル 23年のこのレースの勝ち馬で昨年は5着。笠松1900メートルは4戦2勝だが、近況から強調できない。

ミグラテール 兵庫からの遠征馬。JRAでは昨年8月に1900メートルで初勝利を挙げ4月からの兵庫では12戦して2勝、2着5回、3着3回と安定しているが、2勝はともに1400メートルで、距離延長は不安材料だ。

サンヨウスフィーダ 北海道未勝利から昨年11月に名古屋へ転入すると、4走前から2、1、3、1着と上昇。同舞台の岐阜金賞での勝利も評価できる。近4走と同様の重・不良馬場なら初の古馬相手でも侮れない。

キャッシュブリッツ 昨年のこのレースは兵庫の強豪サンビュートに3馬身差をつける完勝。前走のくろゆり賞は8カ月半ぶりに加え大幅な馬体増で度外視可能。馬体が絞れていれば勝ち負けできる。

そのほか、コトシロが出走する。

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 レースの狙い
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兵庫のナムラタタが摂津盃からの重賞連勝を狙う。同じ兵庫のサンライズホープは今回のメンバーなら地力上位で立ち回りひとつと見て相手にマーク。キャッシュブリッツは久々を叩いて上積みがあれば連覇の可能性がある。好調イイネイイネイイネ、安定感ある兵庫のミグラテールを連下に押さえておく。


オータムカップ(SP2)3歳以上・オープン の出走表はこちら

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