重賞レース直前情報
■2025年10月12日
第10回金沢シンデレラカップ(金沢)

10月12日(日)に金沢競馬場にて、第10回金沢シンデレラカップ(2歳牝馬・1500メートル・17時05分発走予定)が行われます。昨年は北海道所属馬が3着以内を独占しましたが、今年の遠征馬は高知、大井が各1頭で、川崎と兵庫が2頭で北海道からはなし。津軽海峡を渡る馬運車の手配が以前より難しくなっていることが影響している様子です。逆に、そのほかの遠征馬と地元馬は、タイトル獲得のチャンスと考えていいでしょう。

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   過去の傾向
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金沢所属馬限定戦として実施された21年を除く、過去5回の結果をみていく。1番人気は2勝、2着2回、3着1回。連対馬はすべて3番人気以内で、3着内馬はすべて4番人気以内となっている。3着内馬15頭のうち10頭が北海道からの遠征馬だっただけに、今年は過去の傾向と変わりそう。金沢所属馬は2勝、3着1回。勝った2頭は金沢プリンセスカップ(現在の石川テレビ杯)で馬券に絡んでいた。

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   出走馬短評
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ココキュンキュン 兵庫(西脇)からの遠征馬。前走の園田プリンセスカップは差し切り快勝で、2走前の4着は中1週が影響した模様。遠征競馬の今回も注目していいだろう。

シェエム 高知からの遠征馬。新馬戦と2戦目が2着で、その後の2戦は4、10着。小柄な上に今回は連闘の日程では、少々厳しいと言わざるを得ない。

サラサチャレンジ 川崎からの遠征馬。7月の新馬戦を勝ち、その後は3、4、2着だが、相手なりに動ける実力は披露。今回は吉原寛人騎手の起用が大きな援軍になる。

ガリバタ 新馬戦と2戦目が逃げ粘って勝ち馬から僅差の2着に入ったが、今回の相手はかなり強力。今回も先手を取ってどこまで粘れるかというところだろう。

ハーティパーティ 兵庫(園田)からの遠征馬。新馬戦を勝ち、続くJRA認定戦は3着で、園田プリンセスカップは4着。ひと押し不足の感はあるが、相手なりに動けるタイプといえる。

ムムターズショコラ 新馬戦を差し切ったが、続く石川テレビ杯は後方のまま大敗。その内容は気になるが、大型馬だけに3戦目で一変する可能性に警戒する手は考えられる。

スプリンガフォート 川崎からの遠征馬。北海道で2戦目にJRA認定戦を勝ち、川崎での2戦目にもJRA認定戦を勝利。今回も先手主張からの押し切りが期待できそうだ。

カミノメノルカ 新馬戦は2着だったが、2戦目を6馬身差で圧勝。しかしその後の2戦は着差が大きく、時計的に限界があるのかもしれない。

エリザベートバディ 大井からの遠征馬。新馬戦は逃げ粘れずの2着で、2戦目は先手を取ったが大敗。その近況で遠征競馬では、強調材料は見出しにくい。

グリーゼ 前走まで北海道所属で、今回が金沢での初戦。JRA認定新馬戦を勝利して、前走のオープン特別で3着に健闘。母のミスミランダーは関東オークスJpnIIで2着の活躍馬だ。

そのほか、リュシエンヌが出走する。

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 レースの狙い
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ココキュンキュンは好位差しタイプで、展開的にも合うとみて重賞連勝に期待。サラサチャレンジは前走が見せ場十分の内容で、吉原寛人騎手で前進が期待できる。スプリンガフォートは今回も先手が取れそうで、押し切りに警戒が必要だ。移籍初戦のグリーゼにもマークが必要。ハーティパーティはひと押し不足でも、3連勝式の候補として一考できる。


金沢シンデレラカップ2歳牝馬牝馬(地方全国交流) の出走表はこちら

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