重賞レース直前情報
■2025年10月26日
第22回ロータスクラウン賞(佐賀)

10月26日(日)に佐賀競馬場にて、第22回ロータスクラウン賞(3歳・1860メートル・18時15分発走予定)が行われます。今年は高知から2頭が参戦。対する地元勢は九州優駿栄城賞の勝ち馬を筆頭に、最近の成績が良好という馬が多く名を連ねるメンバー構成となっています。1860メートルという距離で、各騎手がどのように動いていくのかという点が大きな見どころ。差し追い込みタイプが台頭する可能性もあるでしょう。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は1、2、3着各1回と苦戦ぎみ。ただし、3着内馬のうち13頭は5番人気以内で、残る2頭は20年の2着馬(9番人気)と22年の3着馬(6番人気)だけとなっている。前走が重賞だった馬が1頭だけ連対しているのが特徴的。3走前までに2着があった馬が1から2頭連対している。連対馬は、牡馬と牝馬の組み合わせになっているのが特徴的。高知所属馬は出走がなかった23年を除いて3着以内に1から2頭入っている。

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   出走馬短評
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ツモ 今年2月のデビュー戦はクビ差2着でも、その後は5連勝で九州優駿栄城賞も3着に健闘。前走は出遅れの影響で度外視できるが、今回は休み明けが課題となる。

ムーンオブザエース ここまで13戦して1、2着各6回で、唯一の3着は4月の古馬B級クラス。休み明けの前走は古馬A2クラスで2着だったが、同世代が相手なら首位争いが必至だろう。

スーパーフルール 北海道で6戦して一般戦で2着3回、3着1回と好走し、佐賀移籍後に3勝。1750メートル以上では5戦すべて連対している実績は、強調材料として考えられる。

ニシノリンダ JRAのダート1200メートルで勝利を挙げ、移籍後は佐賀ユースカップを含む3勝をマーク。前走の1750メートルはアタマ差での2着と、中距離にも対応できるタイプだろう。

ソイジャガー JRAでは9戦いずれも勝ち馬から1秒以上の差で敗れたが、佐賀移籍後は逃げ先行で4戦4勝。中距離での最近2戦は大楽勝で、相手が上がる今回も注目だ。

ケイコウギュウゴ JRAではダート1800メートルで2着に入り、佐賀では移籍初戦を快勝したが、前走は3着でも勝ち馬からは2秒0差。時計的にも厳しい感が否めない。

ヤマノアシオト 高知からの遠征馬。高知優駿で3着に入るなど活躍したが、その後は大井の黒潮盃、高知の西日本3歳優駿で大敗。その近況は微妙でも、地力的に侮れない。

アオイノユメ 勝ち星は2歳6月に挙げたひとつだけだが、13戦のうち5着以内が12回という善戦傾向が魅力。休み明けの今回も、連下の穴として一考できる。

ザセンチュリー 高知からの遠征馬。JRAでは3戦いずれも大敗したが、移籍初戦と2戦目を勝利。しかし前走の黒潮菊花賞が大敗では、距離への対応が厳しいのかもしれない。

パトリオットゲーム 2歳9月までに南関東で2勝した後は苦戦が続いたが、最近2戦は2、3着。復調気配はありそうだが、今回の相手は強力だ。

そのほか、プレミアムカインド、エムティピースが出走する。

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 レースの狙い
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ムーンオブザエースは休み明けの前走が大幅体重増での2着で、今回は3歳三冠に向けて前進必至と考えるのが妥当。ソイジャガーは佐賀で4戦いずれも圧勝で、今回は大井の笹川翼騎手を起用した点も不気味に映る。スーパーフルールは距離適性の高さを武器にして上位に食い込む可能性がありそう。ニシノリンダも立ち回りひとつで善戦以上が可能だろう。ヤマノアシオトは最近の成績がいまひとつでも、無視しにくい存在といえる。


ロータスクラウン賞(フィレンツェファイアオープン の出走表はこちら

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