| 重賞レース直前情報 |
10月30日(木)に門別競馬場で、第28回エーデルワイス賞JpnIII(2歳牝馬・1200メートル・20時10分発走予定)が行われます。JRAからはタイセイフレッサ、アパタイトテソーロ、トウカイマシェリ、ミスバレンシアが出走。地方他地区からの遠征はなく、地元北海道勢はリュウノフライトら7頭が迎え撃ちます。2歳牝馬11頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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過去5年で3着以内に入った馬のうち、JRAは7頭、地方は8頭。基本的には地方馬が優勢で、地元ホッカイドウ競馬の馬が強い。以前からリリーカップが好ステップだったが、競走体系の変更により近年はネクストスター門別も有力だ。23年は北海道勢の上位独占(10→1→4番人気)で、24年はエイシンマジョリカが5番人気2着と好走した。JRA勢は取捨が難しいが、最も人気がある馬は比較的好成績。前走未勝利戦1着の馬でもよく馬券に絡んでいる。また、札幌芝1200メートルのすずらん賞勝ち馬も有力だ。
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JRA所属馬短評
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タイセイフレッサは初ダート。距離は芝1200メートルで2着が2回あるので問題はなさそう。
アパタイトテソーロは2戦目の初ダートで一変。速い流れを中団で追走し、4コーナーは外を回って直線に入ると、あっさりと交わして突き抜けた。勝ち時計はやや平凡ながら、レース運びがうまく、勝ちっぷりも良かった。
トウカイマシェリの母トウカイミステリーは11年北九州記念GIIIの勝ち馬。本馬も2戦目の芝1200メートルで初勝利を挙げるなど、高いスピード能力を示している。ダートに替わってもそれが生きるかどうか。
ミスバレンシアも初ダート。牝馬にしては馬体重が大きめで、どう変わり身を見せてくれるか。
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地方所属馬短評
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リュウノフライト(北海道)は3戦3勝の成績。2走前のリリーカップでは先行争いから一旦控えて好位につけ、直線で外に持ち出されると、凄い脚で一気に差し切り、2着ミスティライズ(北海道)に5馬身の差をつける圧勝劇を演じた。逃げなくても競馬ができるのは大きい。
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予想のポイント
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注目はリュウノフライト。今年の地方馬の中では一枚抜けた存在。JRA勢はダートが未知数な馬が多く、不気味ではあるが、現状のダート実績を重くみたい。アパタイトテソーロはJRA勢の中で唯一のダート実績馬。血統的にはドレフォン産駒のトウカイマシェリが魅力的。
※ホッカイドウ競馬のダートグレード競走は、市中銀行会員のみ投票できます。
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