10月13日(祝・月)に佐賀競馬場にて、第3回ネクストスター佐賀(2歳・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。今年は連対率100%で9月15日の九州ジュニアチャンピオンを制したサキドリトッケンが注目を集めそう。ただ、台風が九州の南を通過した影響で気温が高い日が続いているだけに、各馬のコンディションに注意する必要はあるでしょう。4名の他地区所属騎手にも注意する必要がありそうです。
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過去の傾向
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過去2回の結果をみていく(昨年は11月4日に実施)。23年は3→1→2番人気、昨年は1→8→5番人気の順。昨年の2着馬は重賞初出走だったが、それまでの4戦いずれも2着以内に入っていた。また、昨年の3着馬は九州ジュニアチャンピオンで10着だったが、続くJRA認定戦の前走で2着に入っていた。3着内馬6頭はすべて、7月初旬までにデビューして、7月末までに勝利している。
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出走馬短評
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トリトンテソーロ 新馬戦を好位差しで快勝し、続く九州ジュニアチャンピオンは3コーナー手前で先頭に立ったが半馬身差の2着。今回は逆転したいところだろう。
サキドリトッケン 新馬戦はハナ差2着だったが2戦目で勝ち、続くJRA認定戦は2着でも、前走で重賞を制覇。初勝利で騎乗した笠松の渡邊竜也騎手を起用した点も強調できる。
ランドヴェイル 9月の新馬戦を勝ち、中9日で2戦目に臨んで2着に健闘。小柄なだけにその反動は気になるが、相手なりに動ける可能性はありそうだ。
ヘイルメリーラン 8月中旬に北海道の田中淳司厩舎でJRA認定新馬戦を勝ち、続く2戦目は佐賀所属で5着まで。それでも移籍2戦目で本来の実力を発揮する可能性はある。
モーモーゴールド 6月末の新馬戦は3着だったが、続く2戦目を勝ち、九州ジュニアチャンピオンは3着。中1週が続くが、今回も展開ひとつでチャンスがありそうだ。
マテラブルース 6月中旬の新馬戦をハナ差で逃げ切ったが、前走は約3カ月半ぶりの実戦で先手主張から早々に後退。今回は休み明け2戦目でどこまで粘れるかというところだろう。
トレアドール 9月20日に既走馬を相手にデビューして、900メートルで2着に9馬身差の圧勝。今回は一気に相手が上がるが、素質での押し切りがあっても驚けない。
プレアレジェンド 6月末の新馬戦を勝ち、2戦目でJRA認定戦を勝ったが、前走の重賞は追い上げ届かず4着まで。今回も展開ひとつで首位争いが可能だろう。
カシノアミュレット JRA認定戦と九州ジュニアチャンピオンでは苦戦したが、特別戦では2戦とも2着。ひと押しに欠ける感はあるが、北海道の阿部龍騎手の起用は不気味に映る。
そのほか、シェナファースト、リネンウォーリアが出走する。
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レースの狙い
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プレアレジェンドの前走は仕掛け遅れが響いた印象で、今回は早め始動を意識するとみて巻き返しに期待。前走で早め先頭から最後まで粘ったトリトンテソーロが強敵だ。サキドリトッケンは前走の勝利が外枠からうまく流れに乗れた印象で、今回は内枠という点を割り引いて3番手とする。移籍2戦目のヘイルメリーランにもマークが必要。トレアドールは2戦目でどうかだが、初戦圧勝のスピード的に侮れない感がある。相手なりに差を詰めてくるモーモーゴールドにも要注意。
JRA重賞級認定 ネクストスター佐賀(イ2歳オープン の出走表はこちら
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