重賞レース直前情報
■2025年10月23日
第3回ネクストスター笠松(笠松)

10月23日(木)に笠松競馬場にて、第3回ネクストスター笠松(2歳・1400メートル・16時05分発走予定)が行われます。東海地区で今年最初の2歳重賞は笠松所属馬の限定戦。北海道デビューの5頭を含めた12頭立てで争われます。新馬戦から3戦すべて完勝しているヨサリが、門別の重賞で3着があるリバーストリートら初対戦となる転入馬たちを相手に地元デビュー馬の意地を示すのか注目です。

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   過去の傾向
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過去2年の結果をみていく。23年は1→3→5番人気、昨年は5→3→2番人気の順で5番人気以内の馬で決まっている。馬券圏内に入った馬はすべて笠松のレースで3着以内を外したことがなく前走で連対していた。2勝とも笹野博司調教師が挙げ、昨年はワンツー。2歳戦のレベルが高い北海道からの転入馬は1頭だけ馬券絡み。昨年は1番人気スターサンドビーチが7着に敗れた。

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   出走馬短評
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ホワイトラビット 8月末の新馬戦でミコニスを振り切って勝利を挙げ、続く秋風ジュニアでヨサリの3着。前走ジュニアクラウンはリバーストリートの5着で相手関係を考えるとここでは少々厳しい感が否めない。

ムーンウォーリア 北海道では5戦1勝、2着2回の成績で、9月の転入後2戦は特別戦、ジュニアクラウンともに2着だが、逆転までは厳しい感がある。

ポルタロマーナ 2戦目の門別1000メートルで初勝利を挙げ、そのほかの馬券圏内もすべて1000メートルでのもの。転入初戦のジュニアクラウンは1400メートルで大敗しており、距離克服が課題だ。

ベラジオファントム 5月に北海道でデビューして6戦し2着2回、3着3回で惜敗も多かったが、転入初戦の前走で初勝利。勝ち時計の1400メートル1分29秒3は減量騎手とはいえ今回の出走メンバー中最速で、定量戦でも勝ち負けが期待できる。

ヨサリ 5月の新馬戦から特別戦、秋風ジュニアと連勝中。前走は7馬身差の圧勝で今回のメンバー中6頭に先着。4連勝の可能性は高い。

リバーストリート 5月に北海道でデビューし、2戦目のJRA認定戦で初勝利。4戦目でオープンを勝ち、9月の牝馬重賞・フローラルカップで3着。前走のジュニアクラウンが転入初戦で好位からの抜け出しで3勝と実績上位の存在だ。

ミカエル デビュー3戦目で逃げて初勝利を挙げ、続く秋風ジュニアでは中団から伸びてヨサリの2着。ジュニアクラウンの大敗は気になるが、穴で一考する余地はある。

コンバットキャップ 6月の新馬戦でミカエルを3着にしりぞけ勝利を挙げたが、距離が延びた2走目以降が大敗続きでは強調しにくい。

ベラジオスパーク 北海道では6戦して、2、3着各1回だったが、笠松では2戦して2、1着と好走。前走は逃げて5馬身差の完勝で、ここも前残りは考えられる。

ミコニス 8月末の新馬戦は2着だったが、3戦目の前走は逃げてベラジオスパークに7馬身差をつけ初勝利。ここでも善戦以上が期待できる。

そのほか、カケルゴメンネ、ラブリーボニータが出走する。

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 レースの狙い
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先手を主張したい馬が多そうだが、好位からでも力を発揮できるヨサリを中心視したい。前走が好内容だったベラジオファントムを相手筆頭に指名する。実績上位のリバーストリートは当地2戦目の上積みに警戒。走る毎に力をつけている印象があるミコニス、相手なりに走るムーンウォーリアが3連勝式の候補。


ネクストスター笠松2歳・オープンの出走表はこちら

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