■2025年10月13日
第38回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI(盛岡)

10月13日(祝・月)に盛岡競馬場で、第38回マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI(3歳以上・1600メートル・18時15分発走予定)が行われます。JRAからはリメイク、シャマル、ペプチドナイル、ウィルソンテソーロ、クラウンプライド、シックスペンス、サンライズジパングが出走。地方他地区からはイグナイター(兵庫)ら3頭が出走し、地元岩手勢はヘリオスら6頭が迎え撃ちます。16頭の熱き戦いにご期待ください。
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過去の傾向
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シンプルに『盛岡』『左回り』『マイル』という3つの実績・適性が問われる。コーナーが2回で走破時計も速い東京ダート1600メートルとのつながりも深いのが特徴だ。23年1着レモンポップ以外にも20年2着モズアスコット、22年1着カフェファラオ、24年2着ペプチドナイルが同年のフェブラリーステークスGIを勝っていた。基本的に2から3着もJRA馬が強く、地方馬の3着以内は20年3着モジアナフレイバー(大井)と23年2着イグナイター(兵庫)。JRAのGIで好走するのは少し厳しい馬が、ここでは通用するという傾向もある。21年2着ヒロシゲゴールド、22年2着ヘリオスは1200から1400メートルがベストの馬だ。22年3着シャマルは後にかしわ記念JpnIやさきたま杯JpnIを勝っているように小回りで直線が短いコースの方がいいタイプ。そういった馬はここでは少しパフォーマンスを落としやすい。24年3着キタノヴィジョンは時計がかかる中距離がベストで、ここでは狙いづらいタイプ。いずれにせよ穴を狙う場合もJRA勢から選ぶのが良いだろう。
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JRA所属馬短評
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リメイクは距離1600メートルをこなせるかが大きな鍵。23年クラスターカップJpnIIIを勝利しているように盛岡のダートコース自体には実績がある点はプラス材料。
シャマルは22年の本競走で勝ち馬カフェファラオと0秒1差の3着。この時は8枠15番からの発走で、直線は外からよく脚を伸ばしていた。今年は休み明けのかきつばた記念JpnIIIは4着に終わったが、黒船賞JpnIII→かしわ記念JpnI→さきたま杯JpnIと怒涛の3連勝中。今回は休み明けの上、主戦の川須栄彦騎手が怪我で騎乗できない点がどうかだが、地力は申し分ない。
ペプチドナイルは昨年の本競走が勝ち馬レモンポップと0秒1秒差の2着。今年のフェブラリーステークスGIでも4着と善戦しており、左回りのマイルGI/JpnIでは勝ち負けをしたいところ。ただ、約半年ぶりの休み明けがどうでるか。
ウィルソンテソーロは23年にかきつばた記念JpnIII→マーキュリーカップJpnIIIと連勝した実績があるため、一応、盛岡の1600メートルをこなせても不思議はない。最近は中距離で強い馬を相手にしているので、少し目先を変えてみるのも面白そうだ。
クラウンプライドは24年かしわ記念JpnI・12着以来となるマイル戦。盛岡は1勝、2着2回と相性は良いが、やや忙しい競馬になりそうだ。
シックスペンスは初ダート。連覇がかかった毎日王冠GIIを登録だけに済ませて回避し、本競走に臨むことになった。意欲は感じられるが、ダートでどれぐらい走れるかは未知数。
サンライズジパングは今年のフェブラリーステークスGIでコスタノヴァの2着。この実績だけを見ると本競走にもつながりそうだが、道中は速いペースの流れにしっかり乗っていた感じではなく、鞍上の幸英明騎手が直線でうまく内を突いて馬群を捌いたのが印象的だった。本質的には中距離がベストの馬だろう。
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地方所属馬短評
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イグナイター(兵庫)は実績十分だが、年齢的な影響もあるせいかJpnIでは少し厳しくなっている印象。
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予想のポイント
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JpnI・3連勝を狙うシャマルに注目。年齢的には体力が落ちてきてもおかしくないが、他のメンバーで今年、マイルのダートグレードで実績を挙げているのがサンライズジパングぐらいしかない。その意味では相手関係に恵まれた印象もある。持ち前のスピードと先行力を生かして押し切りたい。
マイルチャンピオンシップ南部杯(Jpn1オープンの出走表はこちら
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