11月24日(振・月)に水沢競馬場にて、第23回寒菊賞(2歳・1600メートル・18時05分発走予定)が行われます。今年の出走馬は8頭で、重賞で3着以内に入ったことがあるのが3頭だけ。そうなると重賞を3勝しているセイクリスティーナは断然人気となりそうで、相手探しと考えるほうがいいのかもしれません。しかし2番手以下は混戦必至。それでもできるだけ絞り込んで臨みたい一戦といえます。
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過去の傾向
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過去5回の結果をみていく(24年は競走取止のため、対象は19から23年)。1番人気馬は3勝、2着1回。19年は3着に7番人気が入ったが、3着内馬15頭のうち14頭は4番人気以内となっている。2走前までに1着があった馬が1頭だけ連対。通算1勝の馬も1頭だけ連対しているのも面白い。連対馬はすべて、4から8番。1から3番は3着に3回入っている。
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出走馬短評
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キララカ 近2戦は盛岡の重賞で大敗したが、過去の2勝は水沢で挙げた点には評価が必要。水沢の若駒賞は差のある4着だったが、3連勝式の候補とする手はあるだろう。
ロジータサンライズ 北海道では2戦目を制したが、そのほかの6戦はひと押し不足。岩手では移籍初戦の若駒賞で大敗したが、その後は連続4着と善戦している。
ラブコラージェン 5月に盛岡の新馬戦を勝ち、その後は4戦連続で大敗したが、近3戦は3着以内と復調した様子。その状況なら今回も上位争いに加わりそうだ。
セローム 6戦して3着以内が5回の成績で、ネクストスター盛岡は時計勝負が向かなかった格好。今回もスピード勝負になると厳しそうだが、連下の候補には挙げられる。
イタズラベガ 新馬戦から5戦連続で3着以内に入ったが、近2戦は逃げ先行で粘れずという結果。ただ今回は、単騎逃げができそうなメンバー構成となっている。
ブライオン 4戦目の水沢で初勝利を挙げて、続く前走も好位差しで快勝。今回は相手強化でどうかだが、タイプ的に距離延長はプラスだろう。
セイクリスティーナ 新馬戦で2着に入り、2戦目から重賞3勝を含む4連勝をマーク。前走のプリンセスカップは3着でも岩手最先着なら、評価を下げる必要はないだろう。
そのほか、ササキントサブロウが出走する。
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レースの狙い
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セイクリスティーナは2走前に水沢1600メートルの若駒賞を完勝。ネクストスター盛岡の上位2頭が不在というメンバー構成なら、今回も中心視するのが妥当だろう。相手筆頭には最近3戦で好成績を挙げているラブコラージェンを指名。イタズラベガは近2戦がいまひとつでも、逃げ粘りに警戒して3番手に押さえる。ブライオンは時計的に微妙でも、再度の好位差しに要警戒。ロジータサンライズはひと押しに欠けるが、3連勝式の候補として少々マーク。
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