重賞レース直前情報
■2025年11月03日
第25回JBCスプリントJpnI(船橋)

11月3日(祝・月)に船橋競馬場で、第25回JBCスプリントJpnI(3歳以上・1000メートル・16時10分発走予定)が行われます。JRAからはサンライズアムール、ドンフランキー、クロジシジョー、チカッパ、ママコチャ、テイエムスパーダが出走。地方他地区からの出走はなく、地元南関東勢はファーンヒル(大井)ら8頭が迎え撃ちます。14頭の熱き戦いにご期待ください。

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過去の傾向
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過去5年は各地の距離1200から1400メートルで行われ、1番人気が1勝、2着2回という成績。1番人気が馬券に絡まなかった20年は、馬連複が12,510円となる波乱の結果となった。また、前走東京盃JpnIIで3着以内の馬が22年以外で馬券に絡んでいるのも特徴。その22年は前走がクラスターカップJpnIIIだった2頭のワン・ツー決着だったので、基本的には距離1200メートルの前走ダートグレード組が優位だ。ちなみに船橋1000メートルで行われた10年も前走東京盃JpnII・1着のサマーウインドが勝利し、2、3着も同組の馬だった。他では前走マイルチャンピオンシップ南部杯JpnIやスプリンターズステークスGI組が好走している。

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JRA所属馬短評
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サンライズアムールは前走東京盃JpnIIは3着。3番手で追走し、最後は脚が上がった感じだが、内容は悪くない。距離1000メートルにも対応できるだろう。

ドンフランキーは巨漢の快速馬。船橋1000メートルで行われる今年のJBCスプリントJpnIは、この馬にとって絶好の条件と言っていい。ただ、根岸ステークスGIII・13着以来、約9カ月ぶりで休み明けであるのが最大の鍵。力を出せる状態かどうかにかかっている。

クロジシジョーは地方の距離1200メートルに限ると、4戦して2着3回という成績。前走東京盃JpnIIは中団で追走し、直線は外に持ち出されてから良く脚を伸ばして2着に入った。距離1000メートルは忙しい印象だが、展開が向けば最後に飛んでくるかもしれない。

チカッパは佐賀での昨年の本競走が2着。前走コリアスプリントG3・2着と調子は上向きかもしれないが、今年は船橋1000メートルが舞台。道中は忙しくなるし、展開が向いてほしいところ。

ママコチャは22年フェブラリーステークスGIでも3着に好走したソダシの全妹。血統的にはダート適性も十分ありそう。距離1000メートルは微妙だが、好勝負できても不思議はない。

テイエムスパーダは初ダート。距離1000メートルは非常に魅力的だが、ここでいきなり通用するかどうか。

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地方所属馬短評
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ファーンヒル(大井)はJRAから大井に転厩し、習志野きらっとスプリント、アフター5スター賞と連勝を飾った。南関東の水が合うようなので要警戒。

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予想のポイント
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非常に難解な一戦。初ダートのママコチャとテイエムスパーダにとって8枠を引いたのは大きなメリット。砂を被らずに先行できれば相当面白い。配当次第では十分狙い目になりそう。逆に1枠1番を引いてしまったサンライズアムールはスタートが非常に鍵。ドンフランキーは無難な枠。前目で競馬ができる馬を中心に考えたい。


JBCスプリント(Jpn1)(指定交流)3上オープンの出走表はこちら
 

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