重賞レース直前情報
■2025年11月24日
第28回金沢ヤングチャンピオン(金沢)

11月24日(振・月)に金沢競馬場にて、第28回金沢ヤングチャンピオン(2歳・1700メートル・18時15分発走予定)が行われます。ネクストスター金沢を制したエムティジークが注目を集めそうですが、同レースで2着以内だった馬がここで3着以内に入った例はなし。今年もここで一変する馬を狙うことが、予想のポイントといえるでしょう。そのカギとなるのは距離。それが歓迎材料か心配材料なのかを判断しつつ、組み立てたい一戦といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく。1番人気馬は2勝、2着1回だが、23年は4→5→3番人気、昨年は4→10→2番人気の順だった。2走前が2から3着だった馬が1頭だけ連対。連対馬10頭のうち5から7番が7連対と、中枠が好成績を挙げている。逆に、1から4番は20年の3番が1着だったのが唯一の連対例(ただしその年は8頭立て)。8番以降は2連対(10番と11番)となっている。

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   出走馬短評
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イネスティマブル 川崎の新馬戦を7頭立ての最低人気で勝利したが、その後は5戦連続で大敗。金沢に移ってからは3、2着と上々で、今回も差し脚に警戒が必要だ。

エムティジーク 新馬戦と2戦目は2着だったが、その後は3戦連続での逃げ切り勝ちで重賞を2勝。今回は距離が課題でも、スピードで押し切る可能性はある。

グラシアレス 北海道では初戦から3戦目まで大敗したが、5戦目にJRA認定戦を勝利して金沢に移籍。前走のネクストスター金沢は2着でも、4戦連続連対の近況は侮れない。

グリーゼ 5月に北海道のJRA認定新馬戦を勝った後に苦戦が続いたが、6戦目の1700メートルで3着に好走。金沢では2戦とも善戦までだが、距離延長が味方になる可能性は秘めている。

サノノサルバドール 北海道でJRA認定新馬戦とオープンを勝ち、金沢では移籍初戦が2着で続く前走で逃げ切り。時計と距離は微妙だが、先行策からの粘り込みには警戒が必要だ。

ムムターズショコラ 900メートルの新馬戦を勝ち、続く2戦は重賞で大敗。前走のJRA認定戦は勝ち馬から離れた3着だったが、大井の矢野貴之騎手を起用した点は不気味に映る。

ピンクラズベリー 6月の新馬戦から大敗が続き、前走の牝馬限定戦で初勝利。今回も好位差しを狙いたいところだが、ここに入ると厳しい感が否めない。

そのほか、モーモークローム、ピーチサワー、リュシエンヌが出走する。

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 レースの狙い
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エムティジークは距離が気になるが、前走から300メートルの延長なら再度の逃げ切りが狙えそう。グリーゼは前走が4着でも最内枠が響いた様子で、今回の枠順なら巻き返す可能性が十分。金沢で2戦とも連対しているサノノサルバドールにも要警戒。グラシアレスも地力上位で、ここでも大きく崩れるシーンは考えにくい。あとは少々離れるが、前走で良化の雰囲気を見せたムムターズショコラが3連勝式の押さえ。


金沢ヤングチャンピオン(ジュンライトボル2歳の出走表はこちら

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