重賞レース直前情報
■2025年11月30日
第4回フォーマルハウト賞(佐賀)

11月30日(日)に佐賀競馬場にて、第4回フォーマルハウト賞(2歳牝馬・1400メートル・18時05分発走予定)が行われます。今年は大井と兵庫、高知から各1頭、川崎から2頭が参戦。対する地元勢は、重賞3連勝中のサキドリトッケンが人気を集めそうです。しかもその馬に騎乗するのは大井の笹川翼騎手。過去3回は遠征馬が勝利を挙げていましたが、今年は地元馬の初勝利に期待できるかもしれません。

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   過去の傾向
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過去3回の結果をみていく。昨年は1→10→8番人気の順だったが、それ以前の2回は3着以内が3頭すべて4番人気以内。22年は兵庫→兵庫→佐賀、23年は大井→佐賀→高知で、昨年は高知→佐賀→佐賀だった。連対馬はすべて、通算4から7戦。3勝以上を挙げている馬が3着以内に1頭だけ入っている。遠征馬で3着以内に入った5頭は、すべて所属地区の騎手とのコンビとなっている。

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   出走馬短評
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インパルスベラ 兵庫からの遠征馬。8月の初出走戦を圧勝し、10月の前走JRA認定戦は2着でも見せ場ある内容。ここでも立ち回りひとつで上位が狙えそうだ。

ファーマドール 大井からの遠征馬。北海道では未勝利だったが、大井初戦と3戦目を逃げ切り勝ち。ここでも粘り込む可能性は十分だ。

ハクアイドゥマン 門別の普通競走を勝ち、JRA認定戦で2着と3着が計4回。佐賀移籍後も4戦2勝と上々で、今回も善戦以上が可能だろう。

ダイメイアイ 10月にデビュー戦と2戦目を勝ち、前走は3着でも勝ち馬との差はわずか。連戦続きの日程は気になるが、相手なりに動ける可能性はある。

サラサチャレンジ 川崎からの遠征馬。園田プリンセスカップで2着に粘り、金沢と盛岡にも遠征。今回は中11日での長距離輸送だが、山口勲騎手騎乗は不気味に映る。

シシランマン 高知からの遠征馬。8戦して、4走前の普通競走が唯一の勝利で、それ以外では苦戦続き。その成績では強調しにくい感がある。

ランドヴェイル 9月4日に900メートルの新馬戦を勝ち、中9日の2戦目は2着で、3戦目のネクストスター佐賀は7着。現状では少々厳しいかもしれない。

イルフロッタント 川崎からの遠征馬。4戦目に初勝利を挙げ、続くJRA認定戦で2着に入ったが、時計は平凡。前崩れの展開になればというところだ。

サキドリトッケン 6戦6連対で、現在は重賞3連勝と充実一途。安定感がある差し脚は魅力十分で、今回も首位争いが必至だろう。

パウリノ 2勝はいずれも逃げ先行策が取れたとき。スタートに難があるタイプだけに、重賞では少々厳しい感が否めない。

そのほか、マテラブルース、ムーヴザクラウドが出走する。

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 レースの狙い
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サキドリトッケンは前2走で騎乗した渡邊竜也騎手がケガのため乗替わりとなるが、大井の笹川翼騎手なら役者に不足なし。このレースで初めての佐賀所属馬の勝利が期待できる。相手は混戦で、素質的にみどころがありそうな兵庫のインパルスベラを筆頭に指名。ハクアイドゥマンは時計的に微妙でも、相手なりに動けるとみて3番手に推す。サラサチャレンジは4回目の遠征でどうかだが、流れ込みには要注意。ファーマドールの残り目にも警戒しておく。まくり脚があるイルフロッタントが連下の穴。


フォーマルハウト賞2歳牝馬オープン の出走表はこちら

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