重賞レース直前情報
■2025年11月30日
第47回北上川大賞典(水沢)

11月30日(日)に水沢競馬場にて、第47回北上川大賞典(3歳以上・2500メートル・18時15分発走予定)が行われます。昨年はサクラトップキッドが、最後の重賞騎乗となる陶文峰騎手の手綱で勝利。そして連覇を狙って参戦しますが、3歳で6月の一條記念みちのく大賞典を勝ったリケアカプチーノが強敵。この2頭の一騎打ちとなるのか、それとも首位争いに加わってくる馬がいるのか、その判断が予想における重要な選択といえます。

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   過去の傾向
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過去5年の結果をみていく(21から23年は盛岡2500か2600メートル)。1番人気は2勝、2、3着各1回。20年は1→2→3番人気の順だったが、それ以降の4回は5番人気が3着以内に入っている。3走前までに3着があった馬が連対。前走が1800メートルだった馬が1頭だけ連対しているのも特徴的だ。通算6勝以下の馬も1頭だけ連対しているもの面白い。

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   出走馬短評
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レライタム 大井で3勝を挙げ、今年7月から岩手に移ってマイル戦で3勝。2走前の青藍賞は大敗したが、今回は大井で2000メートル戦を勝った実績が強みになるかもしれない。

フレイムウィングス JRAで2勝して、川崎で1勝を加えて岩手に移り、このレースでは23年が2着で昨年は4着。今年も立ち回りひとつで善戦以上が可能だろう。

レールガン このレースでは21年が2着で、22年と23年は3着と長距離向き。格付が下がった今年は14戦して3着以内が12回と好成績で、昨年の7着からの巻き返しが考えられる。

ライアン 南関東で2歳重賞を勝ち、羽田盃でクビ差2着、岩手で2000メートルの重賞を2勝の実績は上位。昨年のこのレースは見せ場に乏しい5着だったが、逃げの手に出れば侮れない。

リケアカプチーノ 14戦して連対を外したのは6着だった不来方賞JpnIIと3着だった前走の北國王冠だけ。地元馬同士の組み合わせなら、崩れるシーンは考えにくい。

ウイニングライブ JRAの芝2000メートルで1勝し、岩手移籍後はB級以下で5勝。長距離適性はありそうだが、A級で4戦すべて勝ち馬から1秒以上の差という条件では強調しにくい。

サクラトップキッド 3歳時にやまびこ賞を勝ち、昨年の北上川大賞典を勝利。最近の成績はいまひとつでも、マーキュリーカップJpnIIIで4着に食い込んだ底力は侮れない。

そのほか、アレクサが出走する。

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 レースの狙い
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リケアカプチーノの実力が上位で、地元馬が相手なら首位争いが必至。相手筆頭は昨年の勝ち馬であるサクラトップキッドで順当だろう。ライアンは単騎逃げが見込めそうで、粘り込みに要警戒。堅実に差を詰めてくるフレイムウィングス、レールガンは3連勝式の候補まで。


北上川大賞典(M2)オープン の出走表はこちら

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