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第50回ばんえいオークス（帯広）

11月30日（日）にばんえい帯広競馬場にて、第50回ばんえいオークス（3歳牝馬・19時30分発走予定）が行われます。今年も各世代のチャンピオンを決めるばんえいグレードBG1重賞の初戦として実施されます。3歳三冠のうちここまでに実施されたばんえい大賞典（1着スターイチバン）、ばんえい菊花賞（1着ラポピージュニア）とも牡馬が掲示板内を独占しているようにこの世代は牡馬が優勢。出走10頭すべてがB4級かC1級馬で混戦模様の3歳女王決定戦です。

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　　 過去の傾向
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過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気は2勝、2、3着各1回。5回中4回で1から3番人気のうち2頭以上が3着以内に入っている。ばんえい菊花賞に出走していた馬が【2-3-2-3】で10頭中7頭が馬券圏内。2勝ともばんえい菊花賞の1着馬だが、2、3着の5頭は、ばんえい菊花賞6から10着からの巻き返しだったことは注意したい。2月に行われた2歳シーズン女王決定戦・黒ユリ賞の1着馬は1勝、2着2回、3着1回。唯一、3着以内に入れなかった22年は黒ユリ賞2着馬が勝利しており、半年以上前のレースとはいえ、上位馬には注目したい。

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　　 出走馬短評
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キョウエイカスミ　2歳シーズンの黒ユリ賞3着馬で、イレネー記念にも挑戦。2走前にB4級へ昇級したが、タイプ的には軽馬場が向きそうな感がある。

ウンカイマジック　ヒーターが入った前走C1級を差し切って今回がB4昇級初戦。2歳シーズンの黒ユリ賞2着の実績もあり、このメンバーなら互角以上にやれる。

クリスタルスペリオ　ヒーターが入った前走C1級ではプロサングエに突き放されたが、しっかり歩いて2着は好感触。ただ格下の身で定量戦は微妙だ。

パワフルクィーン　3月の牝馬オープン・福寿草特別の3着馬。8月以降に成績を上げ近8戦が2勝を含む3着以内7回と充実。ここでも勢いは侮れない。

ホクセイヒラリ　2歳シーズンの黒ユリ賞を制し、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞とも着差は大きかったが牡馬に挑戦。牝馬同士ならキャリア上位といえる。

プロサングエ　昨季は目立った成績を残せなかったが、今季14戦して馬券圏外は2回だけ。今季の収得賞金はメンバー中最多で、見せ場以上も考えられる。

サッコ　2歳シーズンの黒ユリ賞では6着だったが、3月の牝馬オープン・福寿草特別を人気にこたえ楽勝。ヒーターが入った前走B4級は6着だったが、巻き返せる力はある。

その他、ジェイオージョ、ホクショウサクラ、トマランサーヨウコが出走する

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　レースの狙い
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C1級馬は5歳以上との対戦がなく経験不足。ホクセイヒラリは2歳シーズンの黒ユリ賞馬で、古馬B4級でも勝利と実績上位は明らか。定量戦なのも有利だろう。ヒーターが入った前開催にB4級で連対しているパワフルクィーンが相手。サッコはB4級で勝利があるが前開催の敗戦は気になり単穴評価。黒ユリ賞2着馬ウンカイマジック、今季絶好調プロサングエのB4昇級初戦馬も押さえには。

ばんえいオークス（ＢＧ１）３歳牝馬オープン定量 の出走表はこちら

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