重賞レース直前情報
■2025年12月07日
第2回九州産グランプリ(佐賀)

12月7日(日)に佐賀競馬場にて、第2回九州産グランプリ(3歳以上九州産・1800メートル・18時05分発走予定)が行われます。昨年のJBCデーに初めて実施された地方所属の九州産馬の頂上決戦。今年は大井、高知、笠松から各1頭、兵庫から2頭の遠征馬を含めた12頭で争われます。第1回の優勝馬ルピナステソーロが、7月の霧島賞を最後に引退。今回はかなりの混戦模様で、予想が難しい一戦となります。

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   過去の傾向
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昨年のこのレースを振り返る。1から3着は高知→佐賀→佐賀で、1→2→3番人気の順。先行した2頭が1着と2着で、中団から徐々に差を詰めてきた馬が3着と、実力どおりの結果だった。昨年の出走馬が5頭(2、4、5、6、10着馬)出走しているが、3着と4着の差は6馬身。2着に粘ったアイタカの実績が最上位と考える手はあるだろう。

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   出走馬短評
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ヒマワリクン 高知からの遠征馬。2歳夏にJRAの九州産限定戦で3戦いずれも善戦し、その後は高知に移って今年6月に初勝利。昨年のこのレースで5着に健闘した実績は侮れない。

ジュンオーズ 兵庫からの遠征馬。JRAでは大敗続きでも、3歳12月までに佐賀と浦和で計3勝。その後は苦戦多数の成績だったが、現在は6戦連続3着内と復調している。

ベルウッドウズメ JRAのダート1200メートルで2勝を挙げ、今回が佐賀移籍初戦。これまでの3着以内は1400メートル以下だが、今回の条件なら力量的に無視できない。

アイタカ 2歳夏にJRAの九州産限定戦を勝ち、3歳時に霧島賞のトライアルを勝利。昨年の九州産グランプリで2着に入り、その後は体重が徐々に増加している。

ヒカルノキミ 笠松からの遠征馬。JRAでは3戦すべて大敗して、2歳秋の笠松初戦を制したが、その後は大敗多数。前走は1年1カ月ぶりの勝利だったが、時計的に少々厳しい感がある。

ベルボールドナイン 大井からの遠征馬。過去の2勝は1400メートル以下だが、昨年のこのレースでは4着に健闘。今回は石川倭騎手を起用した点も不気味に映る。

エイシンチョンパ 兵庫からの遠征馬。2歳時に門別のJRA認定戦を勝ち、その後は兵庫で2勝、佐賀で1勝。3走前から兵庫に戻ったが、今回の距離では厳しそうだ。

カシノルーカス 佐賀で9勝を挙げた実績は評価できるが、最近の成績がいまひとつ。この距離には対応できそうでも、現状では強調しにくい感がある。

ニライカナイアロー 2歳秋のデビューから苦戦が続いたが、今年8月以降に3勝をマークと軌道に乗ってきた様子。ただ今回は一気の相手強化と、距離延長が課題となる。

イチザウイナー JRA所属時の23年8月に霧島賞を制したが、その後は大敗の連続。実績はあっても、近況から今回も苦戦必至だ。

そのほか、キスウマイ、レーニスが出走する。

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 レースの狙い
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難解だが、昨年の九州産グランプリ2着馬アイタカが今年も注目できそう。ヒマワリクンは通算1勝だが、昨年5着の実績と赤岡修次騎手の騎乗に期待して2番手にマーク。昨年4着のベルボールドナインも押さえる必要があるだろう。ジュンオーズは最近の成績が良好で、ここでも相手なりに動けそう。ベルウッドウズメは距離延長でも相手なりに動けそうで、連下の候補に挙げておく。


九州産グランプリ九州産の出走表はこちら

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