12月14日(日)に水沢競馬場にて、第24回トウケイニセイ記念(3歳以上・1600メートル・17時10分発走予定)が行われます。昨年の勝ち馬ヒロシクン、3着馬のウラヤが注目を集めそうですが、最近の成績が良好という馬が多い点には注意が必要。メンバー的にヒロシクンが主導権を取れそうなだけに、他馬の騎手がどのように動いていくかが見どころとなりそうです。
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過去の傾向
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年内に実施されるようになった過去4回の結果を見ていく。1番人気は2勝、2着1回。22年は3→1→4番人気の順だったが、それ以外の3回は6番人気以下の馬が3着以内に1頭だけ入っている。前走が2着以内だった馬が1頭だけ連対。前走時の馬体重が530キロ以上だった馬も1頭だけ連対している。今年は8頭立てだが、過去4回いずれも8から11番の馬が3着以内に1頭だけ入っている。
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出走馬短評
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ユウユウコラソン 今年5月にイーハトーブマイルを勝ち、東北優駿では勝ち馬からは2秒5差でも3着に健闘。ただ、水沢より盛岡のほうが好成績という点は気にかかる。
タイセイアゲイン JRAのダート中距離で3勝し、船橋で1勝を追加して、今年から岩手所属で5勝。格付は下でも、過去の実績は互角以上だ。
ダブルラッキー 南関東で4勝し、23年の夏に岩手に移ってからは11勝。今年は大崩れが少ない成績で、昨年からマイル戦だけにしか出走していない点も興味深い。
ウラヤ JRAのダート1400メートルで3勝し、昨夏から岩手に移って6勝。昨年のこのレースは3着で、今年も絆カップを勝って臨んできた点は強調できる。
スズカゴウケツ JRAのダートで3勝し、岩手では重賞1勝を含む7勝をマーク。相手が上がると苦戦する傾向はあるが、最近の成績的に侮れない感がある。
ヒロシクン JRAでは1勝だけだったが、岩手に移って重賞6勝と一変。昨年はハナ差での逃げ切りだったが、今年の顔ぶれなら押し切れそうだ。
そのほか、ビッグタマテルーフ、ユイノダンディズムが出走する。
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レースの狙い
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ヒロシクンは同じ条件の青藍賞が逃げ切り完勝で、今回の相手関係なら単騎逃げから押し切れそう。相手筆頭には上昇の勢いがあるタイセイアゲインを抜擢する。ウラヤは距離延長でも相手なりに動けそうで、昨年の3着以上が狙えそう。好位差しが安定しているダブルラッキー、最近の成績が良好なスズカゴウケツが3連勝式の候補。
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