| 重賞レース直前情報 |
12月30日(火)にばんえい帯広競馬場にて、第54回ばんえいダービー(3歳・19時35分発走予定)が行われます。11月に実施された二冠目・ばんえい菊花賞は、一冠目・ばんえい大賞典より重量増ながら20秒以上も勝ち時計が速かったように、スピードがある馬が力を発揮した印象でした。迎えた3歳三冠のラストは、牡馬730キロ、牝馬710キロの定量による争い。ヒーティングがきいた力が要る馬場ということもあり、これまでの二冠でハンデを課されていた実績馬たちの巻き返しがありそうです。
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過去の傾向
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過去5年の傾向から見ていく。単勝1番人気は、2勝、2着1回、3着2回とすべて馬券絡み。ただすべて1倍台のオッズだけに『勝ち切れていない』という表現の方がよさそうだ。3着内馬のうち11頭は3番人気以内となっている。ばんえい菊花賞でトップハンデかつ2番人気以内に推された馬が4勝、2着1回の好成績。今年のばんえい菊花賞のトップハンデ馬キョウエイエースは5番人気だったが、740キロを課されていた(過去5年のトップハンデは710から730キロ)のをどう見るかだろう。前走が重賞以外で1着だった馬8頭中4頭が2、3着に入っているというデータもある。
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出走馬短評
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パワフルクィーン 夏以降に上昇して、ばんえいオークスではしぶとく歩いて2着。ただ初の牡馬一線級との対戦が高重量の定量戦では荷が重い。
ラポピージュニア ばんえい菊花賞は軽めの馬場にハンデも恵まれたが接戦をモノにして重賞初挑戦での制覇。定量戦のここは真価を問われる。
ウンカイダイマオー ばんえい大賞典が5着で、逃げられなかったばんえい菊花賞でも4着に健闘。タイプ的に重量増は歓迎だが、好走には展開の助けは必要だろう。
キョウエイエース ばんえい大賞典では2着だったが、ばんえい菊花賞は厳しい流れもあってか見せ場を作れず6着。しかし定量戦なら2歳シーズン王者の貫録を示しそうだ。
ホクセイヒラリ 2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスとも制したこの世代の女王。とはいえここまでの二冠のレースぶりからは強調できない。
スターイチバン ばんえい大賞典を含め6連勝し、ばんえい菊花賞は残り20メートルから後れたが3着とまずまず。しかし今回は軽ハンデの利がなくなる。
ココロノニダイメ ばんえい大賞典では4着に入ったが、夏以降は苦戦続き。ばんえい菊花賞も9着では厳しい戦いになりそうだ。
スーパーシン ばんえい大賞典の3着馬で、ばんえい菊花賞は30キロ軽いラポピージュニアに振り切られたとはいえ2着。定量戦で反撃が期待できる。
その他、プロサングエ、ホクセイテンリュウが出走する。
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レースの狙い
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スーパーシンはばんえい菊花賞が2着惜敗。当時と馬場状態は変わりそうで、引退した藤野俊一騎手に替わり鈴木恵介騎手が手綱を取っているのも心強い。キョウエイエースもイレネー記念勝ちの実績通り巻き返してきそう。ラポピージュニアはばんえい菊花賞を勝って以降がひと息だが、世代限定戦なら侮れない。ばんえい菊花賞3着スターイチバンも押さえには。
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