3月1日(日)に高知競馬場にて、第14回御厨人窟賞(4歳以上・1400メートル・18時15分発走予定)が行われます。23年までは高知で年度最後の重賞でしたが、近2回は3月上旬の実施で、昨年は10番人気、6番人気の2頭が1着同着となり3連単は2通りとも30万円台の大波乱に。しかしそのうちの1頭ニクソンテソーロは続く黒船賞JpnIIIで地元最先着の4着に入って力を示しました。黒船賞選考競走ではありませんが、大舞台との関連が強い一戦といえます。
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過去の傾向
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3月上旬に実施されるようになった過去2回の結果から見ていく。24年は1番人気が勝ったが、2着は9番人気、昨年は1着が10、6番人気による同着。伏兵の台頭が起きている。3着内馬6頭の前走は、同年の黒船賞選考競走の3着以内が3頭、A級-2組より下の一般競走で連対が3頭。6番人気以下で馬券に絡んだ馬はすべて後者で、同年の黒船賞選考競走で二桁着順か不出走だった。大一番を控えた実績上位馬に隙が生まれていることがうかがえる。期間限定騎乗中の騎手が1人だけ馬券に絡んでいるのも特徴的だ(今年は吉原寛人、加藤翔馬の2騎手)。
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出走馬短評
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ロードエクレール 昨年12月にJRAオープンからの転入初戦を勝つと、続く大高坂賞はハイペースでの逃げが祟って4着。しかし強かった勝ち馬が不在なら見直せる。
ワイドカント だるま夕日賞では、1番人気馬に振り切られて2着だったが、重賞初挑戦だけに評価できる。宮川実騎手が続けて乗るのも心強い。
グッドヒューマー 11月の黒潮マイルチャンピオンシップ1着以来だっただるま夕日賞は3着。ひと叩きされた上積みは見込めるが、1400メートルは久々となる。
ウインザナドゥ 黒潮スプリンターズカップは前崩れになったとはいえ、重賞初挑戦で勝利は見事。この距離では時計の裏付けがないが連勝中の勢いは侮れない。
グッドウッドガイ 昨春の転入後未勝利で、今年の大高坂賞、黒潮スプリンターズカップとも5着。展開が向けば浮上する余地はある。
ロレンツォ 大高坂賞2着、黒潮スプリンターズカップ3着からのだるま夕日賞では、スローペースで早めに動いたが息切れして11着。距離短縮のここは変身がある。
エクセレントタイム 3着だった大高坂賞から距離延長のだるま夕日賞では人気を上げたが、末脚不発で9着。ここは距離が短くなるぶん展開利は見込めそうだ。
ニクソンテソーロ 昨年の当レースを同着で制し、黒船賞JpnIIIは4着。その後は冴えないが、ロードエクレールが飛ばす展開なら今年も穴をあける可能性はある。
メイショウウズマサ 昨年の当レースでは積極的な競馬で1着同着。しかし近走は出脚が良くても後方からになっており強調できない。
その他、ジョウショーホープ、カツベンケイ、サンライズグリットが出走する。
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レースの狙い
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ロードエクレールは大高坂賞では4着だったが、今回は1番枠。2から4番枠も同じ打越勇児厩舎ということで、すんなり逃げに持ち込めそう。好位で運ぶ2番枠ワイドカントが相手筆頭。他厩舎の馬がロードエクレールに鈴をつけに行く展開なら、吉原寛人で4番枠ウインザナドゥや、3頭出し田中守厩舎のロレンツォ、ニクソンテソーロ、グッドウッドガイらに逆転のチャンスが生まれそうで今年も激戦。
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