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オートレース選手インタビュー
子どもたちに凄いと!と言ってもらえるように。綺麗なレースを目指します!|泉田 修佑選手
2019年11月 1日

川口所属の33期。モトクロスからの転向選手。しかし、モトクロス時代は速くなくファンもいなかったとのこと。しかし、オートレースの世界ではデビュー2年目で既に最重ハンデで戦う、今後が楽しみな選手の一人です!今回は、モトクロスからオートレースへの転向のキッカケ、今後のことなどお聞きしてきました。

インタビュー / AKI

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AKI:オートレーサーになろうと思ったきっかけはなんです?

泉田:松本やすしさん(伊勢崎32期)のデビュー戦を観てからです。モトクロスをやっていたんですが、やすしさんはチームの先輩でモトクロスを教えてもらっていました。それまで、オートレースの事は全く知らず、やすしさんが養成所に入ると聞いた時もオートレース自体には興味がないと言うか...特に気になりませんでした。チラッと見た時に肩当てがカッコ悪いなとも思いましたね(笑)その後、やすしさんのデビュー戦を見に行って、そこで初めて生のオートレースを観ました。その時に、「めっちゃかっこいい!」と思ったんです。まずは、スタート。モトクロスは30台横一列でスタートするんですが、オートレースはハンデがあり、バイクの音が凄かった。あと、後ろからどんどん追い上げてくる感じ。「同じバイクじゃないの??」と思ってビックリしました。で、そこでオートレーサーになろうと思いました。モトクロスは将来を考えると厳しい面もありました。自分は元々速い方ではなかったし、全日本などタイトルを取ったりとかもありませんでした。特に将来を考えてる訳ではなかったけど、若いうちにオートレースに出会えて良かったと思います。

AKI:モトクロス時代はそこまで成績は良くなかったという事ですが、オートレースの成績は御自身でどう感じていますか?

泉田:既にオートレースの方が全然良いです。転向して良かったです(笑)ランクもA-126からA-34と一気に上がりました。記念に回れるようになってポイントも入るし、SGで1着取れたりしています。ただ、SGで1着取れたのはビックリしました。「え?」「おぉ。」という感じです(笑)

AKI:今年に入って初優勝を飾り、2度目の優勝もありますが、振り返っていかがですか?

泉田:S級がいない開催を狙って(笑)優勝することが出来ました。初優勝の時は泣きそうになりました。優勝する前に同期がぽんぽんと優勝していて自分は置いてかれてる感半端なくて。だいぶ焦ってましたね。それまで、優出は出来ていたんですが、優勝戦は2着とか3着で。ぎりぎり勝てない。それで、ハンデだけ下がってただ勝てなくなっていくだけで。もうこのままだと、一瞬ですが優勝は出来ないかも、と思っちゃいました。同期の花田(花田一輝選手・浜松33期)も同じ感じでなかなか優勝出来ず、「優勝賞金いらないから優勝したいよね。」と二人で話していました。二人とも優勝できて良かったです。そして、初優勝した節は自分の師匠山田さん(山田徹選手・川口24期)の師匠である松尾さん(松尾俊夫元選手・川口12期)が引退する節で。その節に優勝出来たのもタイミングが良かったです。

2回目は必死過ぎて。1回目の優勝とは違いましたね。その節は毎日12Rの8号車で、プレッシャーで具合が悪かったです(笑)プレッシャーにめちゃくちゃ弱いです。予選道中は特にダメですね。といっても、漏れ戦でも1着取りたいなと思うので緊張します(笑)力が入ります。

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AKI:現在はSGまわりも始りましたが、SG開催はどうですか。

泉田:他の開催とは全然違いますね。朝起きてから夜ロッカーを上がるまで、雰囲気が全然違います。黙々と整備をする人が増えるし、ロッカーも静かです。最初、練習参加した時はビビりました。自分たちは練参なんでいつもと変わらずなんですが、周りの空気感に圧倒されました。ただ、自分がSGに出れるとなった時は嬉しかったです。初めて出たのがオールスターでファンの方に投票してもらって出れたので。自分でも出れるんだと。自分のタオルを作ってくれる方もいて、応援してもらえてることが嬉しく芸能人になった気がします(笑)モトクロス時代は強くなかったので、大きな大会に出ても全然遅く、ファンとか以前の問題でした。速い選手は沢山応援してもらって「いいなぁ」と思っていました。羨ましいなーとそればっかり。けど、今は自分を応援してくださる方が出てきて、「応援してもらうってこんな感じなんだぁ」とまだ不思議な感覚です。

AKI:SGではスタート決めて1着というレースもありましたが、ご自身でスタートはどう感じていますか?

泉田:スタート速いとは言われます。ただ、オートレースのクラッチは難しいですね。モトクロスはクラッチが中に入ってる湿式というタイプなんですが、オートレースは外に出てる乾式というタイプのクラッチで乾式の方が難しく感じます。切りずらいですね。切れているとは思うんですが。あとは、時計が見えてないです。この人より先に行かないとと思うと特に焦ってしまいます。川口のSG準決勝戦も、朝練で先輩にスタート行かれて、「レースは先に行かないと!」と思っていたらフライング切ってしましました。毎回そうなんですよ。SGの準決2回中2回フライングを切りました。2回とも自分じゃないと思っていた。そしたら、自分が赤灯で。「どんだけみんな速いの?」と思いました。タイミングは先に行ってるのに負けてる。準決の壁厚いですね。

AKI:課題はなんですか?

泉田:まずは、整備です。最近、整備をちょこちょこやるようにはなりました。ただ、まだまだ分からないことばかりで勉強中です。同期の花田に聞くことがあるんですが、花田は整備がうまいです。音を聞いてもらってアドバイスをもらってます。後は、乗るのが課題。追い上げる事。インからから捌く事です。1番の課題はそこですね。

AKI:目標は何ですか?

泉田:目標は、同期の黒川(黒川京介選手・川口33期)とか落合(落合巧選手・浜松33期)みたいに大きなコースを走る事。そこから上手く切り返して、綺麗なレースをしたいです。自分は、中ばっかり走ってねじり混んで捌く感じになっている。大きく走って三角切って捌いていきたい。綺麗に抜きたいです。後は、とりあえず活躍したい。このタイトルが欲しいとかよりも、まずは活躍していきたいです。あの人すごいなって、子供とかに思ってもらえるように。これは、デビュー当時から変わらずです。あ、けど、プロフィールとかの名前の横に、記念を取った印は欲しいですね!

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AKI:同期の話が何度も出ましたが、同期と凄く仲が良いですよね!

泉田:仲良いですね。落合と角(角翔太郎選手・山陽33期)が同い年で特に仲はいいんですが、最近斡旋が被らないんです。一緒になったとしても整備の話はそこまでせず、訳わかんない話ばっかりですが(笑)同期とはレース前に少しオートレースの話をしたりはしますが、整備は先輩とかと話すことが多いです。師匠である山田さんの人柄がよく、派閥関係なくいろんな先輩にお世話になってます。これは、師匠のおかげです。可愛がってもらってます。


AKI:デビューして丸2年が経ちましたが、改めて振り返っていかがですか?

泉田:成績もランクも上がってきて、優勝も出来て、SG戦もとりあえず準決まで行けて、流れは悪くないと思います。そして、人間的にも成長したと思います。モトクロス時代はレース後に一言も喋らないとか、不機嫌になる事もあったんですが、怒っても変わらないと思えるようになりました。不機嫌を表に出さず頑張れるようになりましたね。すこし大人になったのかな(笑)

AKI:それでは最後に、オッズパーク会員の皆様にメッセージをお願いします。

泉田:赤灯が光っても全力で走ります!!!!これからも応援お願いします。

最後の質問は、「これすごく大事ですよね!ここファンの方しっかり見ますよね。なにか面白いこと...」と色々考えたり、同期と話し合っていました(笑)同期にSGのフライングをいじられて結果この答えに(笑)結局無難になっちゃいました(笑)と仰っていました(笑)

インタビュー / AKI

福岡県宗像市出身のタレント。福岡でテレビ番組やイベントMCなどで活躍中。飯塚オート3代目「勝利の女神」。飯塚オートでは、AKIのAKIらめない予想やバスツアーなどを開催。川口オート、伊勢崎オート、浜松オート、山陽オートでもイベント出演中。

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