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オートレース選手インタビュー
日々感謝を忘れずに!何事に対しても...。|中村 友和選手
2020年5月13日

今、レースが出来ている事SGで走れている事もそうなのですが、師匠(浜松22期・青島正樹選手)、信夫さん(浜松24期・伊藤信夫選手)、筒井さん(浜松29期・筒井健太選手)を始め周りの人達のおかげで今があります。生まれていなければ今の僕はいない。オートレーサーになれなかった。だから親にも感謝しています。今まで出会った全ての人に感謝して日々頑張るだけです。と話す浜松32期中村友和選手。JR東海(社会人)からオートレーサーへの転身。コダマから始まり、ヒカリで活躍する中村友和選手、次の車名はノゾミと教えてくれました。一度しかない人生を楽しんでいるスピードレーサーの一人、中村友和選手にお話を聞きました。

インタビュー / 内野久照

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内野:今回、同期の長田恭徳選手(山陽32期)からご紹介がありましたので宜しくお願いします。

中村;はい。宜しくお願いします。

内野:ご出身は?

中村:静岡県浜松市です。

内野:身長・体重を教えて下さい。

中村:160cm52kgです。

内野:減量など気を付けていますか...。

中村:体重は減らせるけどストレスになるので...。

ただ、たんぱく質を多く摂らないように気を付けています。でもそんなに気にしないようにしています。

食べたいものを食べています。(笑)風邪もひきませんしこの体に感謝しています。親に感謝ですね(笑)

内野:早速ですが、飯塚SGオールスターを振り返っていかがでしたか?

中村:準決勝戦は自分の責任です。最終日の1着は嬉しかったです。

内野:どのような目標で挑んだのでしょうか...。

中村:今年の目標の一つ『SG優勝戦を走る』を目指して走っていました。SGの優勝はまだまだだと思っています。

SG優勝戦に1回ものった事がないのでその目標に向かって初日から全て自分の出来ることをやってきました。

内野:準決勝戦は...。

中村:スタートの角度もあるしインコースだし、自分でもチャンスだと分かっていました。

1回目フライングでしたが、1回目も2回目も良いスタートが切れました。いつものように『ガムシャラに走るスタイル』で突き進めば良かったです。

丁寧に走ろうと、タイヤを使わないようにと思って走った事が反則に繋がった。ここで入らないとSGの優出は出来ないと思ったら、勝手に中村雅人選手(川口28期)の内に入っていました。直線は負けていなかったけどコーナーは負けていました。

いつも通り平常心で走る。平常心でも常に気持ちは入れる。メンタルコントロールが必要です。

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内野:最終日に意地をみせてくれました。4枠から何を考えていましたか?

中村:準決勝戦の失格もありましたし、何とかして最終日結果を残したいと思っていました。トップスタートを切ることだけ考えていました。

内野:レースでは作戦や展開など考えますか?

中村:考えないです。

内野:1着獲った時の気持ちは...。

中村:もちろん嬉しいです。

内野:ガムシャラに走れましたか?

中村:はい。ガムシャラに走ることが出来ました。

内野:同期32期が活躍していますが同期の存在は?

中村:同期は本当に良い仲間であり良きライバルです。

内野:特に誰に負けたくないなどは...。

中村:全員がライバルです。

内野:鈴木圭一郎選手(浜松32期)の存在は?

中村:圭一郎が浜松に来てからは、特に負けたくない気持ちが強くなりましたね。もちろん負けたくない一心で走っています。

練習もそうですが、レースで一緒に走る事が必然と増えて良い刺激になっています。少しでも近づけるように頑張ります。

マネは出来ないので自分のスタイル『ガムシャラに走る』を貫きます。

内野:ストレス解消法は?

中村:息子と公園で遊ぶ事です。2歳の男の子です。じゃれ合ったりしています。子供は可愛いですね。癒されます。

内野:坊ちゃんがオートレーサーになりたいと言ったら...。

中村:止めます。

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内野:友和選手にとってオートレースとは?

中村:凄く良い仕事です。

内野:どんなところが...。

中村:全てですね。

自分の努力次第でどうにでもなるところです。整備等一人で出来ない事も多くて、人の大切さも教えて頂きました。

人間としても成長出来る仕事です。ただ怪我があるので子供にはさせたくないです。

内野:レーサーとしてどこを目指して行きますか...。

中村:今年の目標のように、グレードレースで優勝しますとかSGで優出する等と決めるのではなく、あえて目標を決めすに目の前の事、1日1日を大切に一走一走ガムシャラに走る事にします。(笑)

前回のSG3日目までは順調でしたが、また一から頑張ります。

ガムシャラでいつも通り走れるようにします。後先を考えず走るのが僕のスタイルです。グリップ操作。開ける事です。

内野:SGの勝ち上がりインタビューで師匠(浜松22期・青島正樹選手)の話がでましたが...。

中村:師匠には感謝しかないです。師匠はオールスターに選出されて走りたくても走れませんでした。その気持ちを考え師匠の分までがんばろうと思った。がんばったつもりでしたが...。

内野:昨年SG準決勝戦で2着がありましたが...。(フライング失権)

中村:川口のSG準決勝戦。雨で2着でした。2着に関しては嬉しかったです。フライングは申し訳ない気持ちになりましたが...。

あの2着はたまたまです。自分が良く分かっています。実力ではありません。タイヤが良くて外走る選手もいなくて、たまたま取れたSG準決勝戦の2着です。

今回のSG準決勝戦で緊張はなかったですが、ただいつも通り走れなかった。

内野:話は変わりますが、オートレーサー中村友和誕生のお話も聞かせて下さい。

中村:はい。何でも聞いて下さい。

内野:子供のころは何に夢中でしたか?

中村:小学校2年生から高校3年生まで野球をやっていました。

小学校では地元のソフトボールで中学校ではサードで2番でした。県大会まで進みましたよ。

高校は1年ではショートで2年ではサードを3年ではセカンドでした。

内野:足が速くてどこでも守れる感じだったのですか?

中村:見た目と違って足は速くなかったです(笑)

内野:野球をやってきて学んだ事は...。

中村;野球を11年間やってきて、礼儀や仲間の大切さを教えて頂きました。

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内野:思い出の試合は...。

中村:高校3年生の時の静岡県大会3回戦です。

シード高と対戦し勝利した事がすごく思い出に残っています。中学校での思い出は県大会の準々決勝戦で負けた試合です。

自分がスクイズを失敗して同点に追いつけなかった事です。

悔しさが残る試合でした。

内野:社会人も経験されていますね。JR東海では何をされていたのですか...。

中村:駅業務、車掌業務を行っていました。規則が厳しく交代勤務でしたので、自分がミスしないように体調管理に気を付けていました。あと時間にも追われるので、遅れないように時間管理も注意していました。厳しい職場でしたよ。

JRは人の優しさ、大切さを教えてくれたし、感じさせてくれた職場でした。

約4年勤めました。

内野:オートレーサーになるきっかけは?

中村:高校3年生の冬休みにオートレースが好きだった祖父と父に連れられて、浜松オートレース場にいきました。

師匠の青島正樹さんや伊藤信夫さんがその時の憧れの存在でした。格好良いなと思いました。いつの間にかこの中(レース場)に入りたいなと思っていました。

内野:JR東海に勤務されている中、32期を受けたのは?

中村:一度しかない人生ですしやりたいと思った。

ただ受かるはずはないと思っていたし、まぁ一度受けてみようという気持ちでした。

内野:養成所での2次試験の時は...。

中村:ここに約1年入る事を考えただけで恐怖でした。

内野:養成所での生活は...。

中村:養成所の10ヶ月は長いようで短かったかな。

ずっと怒られていました。教官が怖かったですね。とくに自分が一番怒られていたような...。

井上所長と森田教官です。

『出来ないのだから何でも全て一番に出て来い。一番に率先して始めろ』と言われていました。辛かったですね。

内野:デビュー戦は?

中村:デビュー戦は8着でした。こんなものか自分の実力はと思いました。

内野:初勝利は?

中村:3走目での1着でした。すごくうれしかった。

師匠がちょっと褒めてくれたような...。コース取りや乗り方を中心に教えてくれました。

内野:オートレースの魅力は?

中村:迫力のあるエンジン音とコーナーのせめぎ合いです。

内野:スタートラインで何を考える?

中村:トップスタートを切る事を考えています。

内野:ガムシャラスイッチはどこで入る?切り替わる?

中村:ヘルメットを被ったらスイッチが入ります。

内野:バイク経験者?

中村:経験者ではありません。

内野:趣味・はまっている事?

中村:子供と遊ぶことですね。

内野:食べ物も美味しい浜松ですが『さわやかハンバーグ』さんは...。

中村:はい。行きますし好きですね。肉肉しいですが見た目と違って脂っこい感じはなく、とっても美味しいハンバーグです。

内野:レースの話から脱線していますが、浜松のおすすめスポットを教えて下さい。

中村:浜松は餃子です。餃子のお店は沢山ありますが『福みつ』がおすすめです。

一番好きですね。

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内野:優勝が7回ありますが、どのレースが印象的でしたか...。

中村:もちろん初めての優勝です。初優勝は特に記憶に残っています。

内野:これまでのレースの中ではいかがですか...。

中村:前回のSG準決勝戦です。迷惑をかけてしまったし悔しさが残りました。

内野:今期は5期続いたS級からA級に降格になりましたが...。

中村:ランクが下がったことはとても悔しいです。色々含めて実力がなかったことが原因です。

ただ下を向いていても仕方ないです。これから苦手な夏場を迎えますし、整備力を身に付けて対策をして行きたいです。スタートも磨いて行きたいです。

内野:友和選手の調子はどこを見たらわかりますか?

中村:試走でコーナーが乗りやすい感じがあって、立ち上がりで前の人につまっていれば調子は良いと思って下さい。

内野:地元浜松でゴールデンレースを控えています。

中村:地元開催はいつも以上に気持ちが入ります。でも気持ちが入り過ぎてもだめですね。

一般戦もグレードレースも関係なくいつも通りガムシャラにレースに挑みます。

内野:ファンの存在は?

中村:ファンの方がいてくれて本当にありがたいです。

ファンの皆様の期待に応えられるように恩返し出来るように全力で走ります。

内野:オッズパークをご利用の皆様へメッセージをお願いします。

中村:今、コロナの影響の中、大変な時期にご投票・応援を頂きありがとうございます。

皆様に少しでも勇気づけられるような元気になれるような走りをしますのでこれからもオートレースを宜しくお願いします。

今回はありがとうございました。

インタビュー / 内野久照

MCうっちぃ!こと内野久照 オートレース歴16年。好きな選手は浦田信輔選手。現在飯塚オートでMC、山陽オートで実況を行っています。年間約180日間選手ロッカーに潜入し取材もこなすMCです。オートレースを盛り上げたくFBでは飯塚オート盛り上げ隊、Twitterではオートレース盛り上げ隊にてロッカーフォトや選手情報配信しております。 最近では場外車券売り場にてオートレースの解説予想を披露し自腹車券勝負に挑んでいます。オートレース大好き九州男児が展開する魂の大胆予想にご期待下さい。

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