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9月16日〜19日 浜松オートの展望

2021年09月15日

 鈴木圭一郎が断トツの優勝候補!


 

 前回の浜松オートはアーリーレースで、木村直幸の優勝でシリーズを終えた。今回は通常の昼間開催となり、4日間のシリーズで優勝を争う。現状は鈴木圭一郎が絶好調。これを負かせる選手は現れるのか。

 その鈴木圭は前々走の川口GIで優勝。その後も連続で川口に参戦し、4日間の一般開催でオール1着の完全優勝を達成した。その初日や準決は重走路だったが、しっかりとこなし、最終日の優勝戦では試走29、上がり396を叩き出す十分な数字。エンジン状態の良さを示していた。今回は地元に帰ってきての戦い。エンジンのベースはできている様子なので、後は浜松走路にしっかりと合わせるだけ。初日から快進撃を見せてくれそう。

 佐藤貴也と木村武之は前走の伊勢崎GIで優出。佐藤貴はその優勝戦で好スタートを決め、一時は先頭を走っていた。道中で早川清太郎と青山周平に抜かれてしまい3着の結果だったが、ここ最近の佐藤貴の動きからすれば、かなり良化している様子だった。この流れは大切にしたい。木村武は優勝戦で好位置に付けていたが、車がブレて後退。結果は6着だった。それでもシリーズを通して見れば、木村武らしい走りはできており、今回に楽しみを持てる内容だった。

 伊藤信夫と金子大輔も前走は伊勢崎GIだった。伊藤信は準決5着で優勝戦には進めなかったが、シリーズ中には2勝を挙げていたし、試走は好タイムは連発させていたのでエンジン自体は良いレベルにある。金子は初日から6着を4本並べ、最終日も4着。1回も車券に貢献できなかった。今回は地元での競争なので、整備でしっかりと立て直しておきたい。

 外来勢で注目なのは荒尾聡。荒尾の前走も伊勢崎GI。シリーズ中は随処に勝負強さを見せ、準決も1着で突破。優勝戦まで駒を進めていた。その優勝戦では試走から気配が良くなく、タイムも劣勢だった。それでも5着まで追い上げていたので、そこまで心配はないか。近況は試走タイムがあまり出ない傾向あるが、レースでは執念の走りを見せている。

 有吉辰也も前走は伊勢崎GIだった。まずまずの動きを見せていたが準決は5着で優出はならず。ただし、最終日は選抜戦で2着に入っていたので、エンジン的には戦えるレベルにありそう。田中茂も前走は伊勢崎GI。準決3着で惜しくも優出はならなかったが、シリーズ中は田中茂らしい鋭い差しが見られていた。吉原恭佑は前走が地元GI。ただし、初日に内線突破で反則失格。早々と勝ち上がり権利を失っていただけではなく、その後のレースも精彩を欠いていた。

 


 ※9月15日時点。当日は欠場などにより、出場選手が変更になる可能性があります。

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主な出場予定選手
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鈴木 圭一郎〔浜松 S-2(32期)〕
伊藤 信夫〔浜松 S-4(24期)〕
木村 武之〔浜松 S-5(26期)〕
金子 大輔〔浜松 S-11(29期)〕
佐藤 貴也〔浜松 S-12(29期)〕
荒尾 聡〔飯塚 S-7(27期)〕
有吉 辰也〔飯塚 S-22(25期)〕
吉原 恭佑〔伊勢崎 S-40(32期)〕


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