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1番怖い事・・

2006年09月04日

 佐賀のヤングテンジョッキズーカップ、青柳騎手が勝利しましたが、1着から4着までが、クビ・アタマ・ハナ差の大激戦!!さっすが、レベル高いな、と改めて思いましたね。
 今月16日からは、ミスターピンクこと内田利雄騎手が佐賀に短期免許で参戦!何年も君臨し続けるベテラン勢、ハイレベルなヤング勢に、地方競馬界きってのエンターティナーが加わる訳ですから、面白くないわけがない!!
 ジョッキーには、自分でレースを作るタイプと、流れにそって動くタイプがいる。もちろん、その時の騎乗馬にもよる訳ですが、自分で動くタイプのジョッキーが1人でも入ると、同じ競馬場でも、レースが変る。
 以前、高崎と栃木の交流が盛んになった年、高崎では栃木の騎手が、栃木では高崎の騎手が、それぞれの競馬場のセオリーをぶち壊した。
 内田騎手の参戦で、佐賀のレースがどう変るか、それとも全くビクともしないのか・・今から、興味津々です♪
 さて。昨日、船橋競馬場で悲しい出来事が起こりました。競馬場やトレセンで、最も恐れられる、火事です。
 火事が発生した場合、関係者は必ず、馬たちを逃がそうとする。でも、馬房の扉を開けただけでは、馬たちは逃げないんです。外に連れ出しても、自分の馬房に帰ろうとしてしまう。
 火事が何なのか、馬にはわからない。外に行けば安全なのかも、判断出来ない。自分の部屋が、1番安心なんでしょう。それに、馬の布団である「ワラ」などがたくさん置いてあり、火のまわりはかなり早い。1人の人間が、助けられる数は限られてしまう。
 だから、競馬場やトレセンでは、火事に敏感だし、細心の注意を払っている。今回、9頭もの競走馬が犠牲になってしまった。馬を亡くした関係者たちは、家族を亡くしたのと同じ気持ちでいると思う。
 取り返しのつかない大惨事になってしまったけれど、今回の火事を教訓に、2度とこんな事が起こらない事を祈りたい。
 
 

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