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ヤングジョッキーズシリーズTR浦和

2020年10月22日

久しぶりに競馬場取材に行って来ました!
ヤングジョッキーズシリーズ、トライアルラウンド浦和。
東日本地区のシリーズ4戦目のトライアルラウンドで、ここを終えると11月5日の大井を残すのみ。
ヤングなジョッキーの皆さん、かなりポイントを気にしている様子でした。

まずはトライアルラウンドの前、第6レースにて関本玲花騎手(岩手)が、浦和初騎乗初勝利!

20、YJSの日の関本騎手.jpg

平山真希調教師が管理している馬ということで、一緒にパチリ☆
関本騎手にとって、幸先のいい浦和デビューとなりました。

ヤングジョッキーズシリーズTR浦和第1戦は、先行争いが激しくなりつつも、好位から運んだ菅原明良騎手(JRA)が直線抜け出して勝利。

20、YJS1.JPG

菅原明良騎手
「力があるのはわかっていましたし、手ごたえも良かったです。
自分が気負わずリラックスして乗れればと思っていましたが、馬が頑張ってくれました。
勝てたことは素直に嬉しいです」

続く第2戦は2番手から早め先頭に立った吉井章騎手(大井)が、渋太く粘り込んで勝利。

20、YJS2.JPG

吉井章騎手
「嬉しいです!
先生からも以前乗っていた騎手からも、揉まれない方がいいと言われていて、主張してもいいかなと思っていましたが、2番手からスムーズな競馬が出来ました。
浦和で乗るのは1年ぶりくらいですかね?今年はトライアルラウンドで大井があるので、地元の利を活かして頑張ります」


ここまでを終えてのポイントは、JRA東日本は原優介騎手が頭一つ抜けています。
かたや地方東日本は大混戦になっていますので、トライアルラウンド最終戦の大井次第で、ファイナルに出場出来る騎手が変わって来そうです。
11月5日(木)のトライアルラウンド大井も、ぜひご注目ください。

この日のメインは埼玉新聞栄冠賞。
浦和所属だけれど浦和で出走するのが4年9ヵ月ぶりというタービランスが勝ちました!!

20、埼玉新聞栄冠賞口取り.JPG

先頭に立つと、ソラを使って本気で走ることをやめてしまいがちなタービランスさんですが、
最後の直線では前にファルコンウィング、横にリッカルドがいて狭くなり、そのことが逆に闘志を燃やすきっかけになったそう。

水野貴史調教師
「休み明けでしたが、いい形で夏を過ごして、こちらに帰って来てからも順調に調整出来ました。
いいレースをしてくれるだろうなとは思いましたが、乗り難しいところのある馬なので、いつもヒヤヒヤします(苦笑)。
今日は狭いところから割って来ましたが、そこで闘志に火がついて、勝負根性を出してくれましたね。
浦和所属ですが、なかなか浦和で出走するタイミングがなかったので、今日勝ててとても嬉しいです。
僕にとっても笹川君にとっても厩務員さんにとっても、浦和で重賞を勝っていなくて、これが浦和初重賞制覇になりました。
そのことも嬉しいです。
たくさんの方に応援していただき、ありがとうございました。
今後のことは脚元の弱い馬なので、レース後の状態を見て、オーナーと相談します」

20、埼玉新聞栄冠賞水野調教師.JPG

騎手時代は浦和で重賞を勝ったことがある水野調教師ですが、調教師としては初めてだったそうです。
これまで、大井、船橋、川崎で重賞を勝って来ましたから、これで南関東4場重賞制覇となりました。
関係者の皆さま、おめでとうございます!

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