アンバラージュ(佐賀)について、真島元徳調教師に伺いました。
2021年02月02日
昨年一気に頭角を現し、佐賀のグランプリである中島記念を制したアンバラージュ。先日の白鷺賞は残念な結果でしたが、今後について真島元徳調教師にお話を伺いました。
赤見:アンバラージュは昨年一気に強くなりましたね!
真島:いや〜、こちらもびっくりするくらいどんどん強くなってくれましたね。
7月の佐賀王冠賞でウノピアットブリオの2着になって、3着以下は9馬身離しましたから、あの辺りから力を付けているなと感じていました。
驚いたのがその次のレース。初めての門別への遠征でマイナス15キロだったのですが、直線盛り返してハナ差の2着になってくれて。この走りには本当にびっくりしました。
赤見:その後もしばらく遠征を続けていましたね。
真島:牝馬は疲れてくるとカイバ食いが細くなったりするわけですが、遠征に行っても体が大きく減ったのは最初の門別だけで、そこからまったくへこたれなかったんですよ。
こういう馬はなかなかいないです。相当根性がありますよ。
中島記念で初重賞制覇だったわけですが、着差以上に強いレースをしてくれました。
この馬には本当に驚かされることばかりですし、いつも一生懸命に頑張ってくれて、頭が下がります。
赤見:白鷺賞は残念でしたが、今後の予定はいかがですか?
真島:白鷺賞は9着と結果を出せず、ファンの方には申し訳なかったです。
今後は佐賀記念はパスして、はがくれ大賞典に向かう予定です。
前走の後も順調なので、いい状態で挑めると思っています。
中島記念を勝ったわけですから、それに恥じないレースをしたいですね。
まだ5歳になったばかりですし、さらに成長してくれるのではないかと期待しています。
今年はグランダム・ジャパン古馬シーズンを目指す予定です。
赤見:では、皆さまにメッセージをお願いします。
真島:いつも応援していただき、ありがとうございます。
今はまだコロナの影響で気軽に競馬場へ来てくださいとは言えない時期ですが、オッズパークをはじめネット投票で馬券を買っていただき、とても感謝しています。
佐賀はベテランの鮫島(克也)くんが地方競馬通算5000勝を達成しましたし、昨年デビューした飛田(愛斗)くんが頑張っていて、現在リーディング1位です。
ジョッキーたちも関係者もみんな一生懸命頑張っていますので、これからも注目していただけたら嬉しいです。
宜しくお願い致します。