佐賀記念 @佐賀
2021年02月11日
*11日(木)佐賀 第6R『佐賀記念』 2000m 16:30発走*
今年もJRA勢が強そうな佐賀記念。
その中でもクリンチャーVSロードゴラッソの重賞実績上位組みに、アシャカトブがどこまで食い下がれるか、という3頭の戦いだと見ています。
本命にしたのはクリンチャー。
前走のチャンピオンズカップは相手が強すぎたとして、みやこステークスはかなり強い競馬を見せてくれましたね。
早め早めに動いて行って、相手の脚を使わせる消耗戦に持ち込んで、この馬の持ち味である持久力を最大限に発揮しました。
今回はその時と同じ川田将雅騎手が鞍上。
しかも川田騎手は佐賀生まれでこのコースを熟知していますから、最高に信頼出来るパートナーでしょう。
唯一の懸念材料は58キロ。
この斤量で佐賀記念を勝っているのは2014年のランフォルセまで遡らなければならず、斤量軽めの馬の初タイトル、という流れが近年続いているのです。
ただし、クリンチャー自身は58キロで何度も走って好走しているので、特に苦にする斤量ではありません。
そこに期待して、ここも強い競馬をしてくれるのではないかと思います。
対抗にしたのはアシャカトブ。
前走約7ヵ月ぶりのレースで、2番手から一時は先頭に立つ場面もありました。結果的には3着に差されましたが、積極的に運んで見せ場十分の内容。
一度使った効果も見込めるし、このメンバーに入っても見劣りしません。
好位に行けるダッシュ力がある馬で、初めての佐賀もこなしてくれると思います。
ロードゴラッソは昨年の佐賀記念ではナムラカメタローとの一騎打ちになり、半馬身差の2着に負けました。
末脚のしっかりしている馬ですが、小回りの地方コースでもしっかり走れているし、前走の名古屋グランプリでも最後は鋭い伸び脚でした。
今回も大崩れなく、安定した末脚を発揮してくれるのではないでしょうか。
ハナズレジェンドは芝で活躍した後、ダート転向初戦のカノープスステークスを差し切り勝ち。続く2戦は東京大賞典と川崎記念ですから相手が強かったです。
後方から差して来るタイプなので小回りの佐賀コースをどう攻略するかがカギですが、能力的にはここでも差はないと思います。
ウインユニファイドは前走のジュライステークスで2番手から渋太く粘って1着。迫るクリンチャーを退けての勝利でした。
今回は約7ヵ月ぶりの休み明けですが、どんなレースをしてくれるか楽しみです。
JRA時代はオープンでも好走したメイプルブラザーは兵庫移籍初戦を快勝。
そこから一気にメンバーが強くなりますが、これまで戦って来た相手を考えるといきなりやれてもおかしくありません。
◎1、クリンチャー
○11、アシャカトブ
▲9、ロードゴラッソ
△12、ハナズレジェンド
△8、ウインユニファイド
△3、メイプルブラザー