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マーキュリーカップ @盛岡

2021年07月20日

    *20日(火)盛岡 第10R『マーキュリーカップ』 2000m 16:50発走*
 
今年は何といっても!昨年の勝ち馬マスターフェンサーが58キロを背負う、というのが一番の大きなポイントになりそうです。
昨年は54キロで出走し、初の地方コースもまったく問題なく上手に対応して、直線突き抜けました。
ここからダートグレード3連勝と、本格化しましたね。
盛岡はアップダウンの激しい特殊なコースで、得意不得意が大きいと考えています。
なので昨年勝っているというのは大きな強みですが、やはり58キロは気になる。。
 
マスターフェンサーが能力的には一番強いと思いますが、今回の条件であれば逆転可能なのではないかと思う馬が2頭。
まずはバンクオブクラウズです!
今年の2月にJRA3勝クラスで勝利して、現在はオープンで連続2着中。
これまでは先行してしぶとい脚を使うというイメージでしたが、前走はジャンプスタートになり、いつもより後方からになりました。それでもしっかりと脚を使っていて、どんな展開にも対応出来るところを見せました。
地方コースは名古屋大賞典で、積極的な競馬をしてクリンチャーの2着。
左回りも問題ないし、例年以上に時計が掛かってタフな傾向にある今年の盛岡は合うのではないかと思っています。
 
そしてもう1頭がヒストリーメイカー。
JRA未勝利を勝ち切れず、その後金沢に移籍してどんどん力を付けて来ました。
再びJRAに戻ってここまで来た馬ですから、ドラマがありますよね。
昨年のマーキュリーでも期待しましたが、早め早めの積極的なレース運びで4着。
見せ場十分の内容で力は見せてくれました。
今年は昨年以上の結果を期待します。
 
3番手評価にマスターフェンサー。
1頭だけ58キロを背負うということで評価を少し下げましたが、過去をさかのぼると、2008年のサカラートが58キロで勝利、2010年のカネヒキリが59キロで勝利しています。
前走の平安ステークスで一度背負っていますから、なんとかこなしてくれるのではないでしょうか。
 
昨年の道営記念を勝ったクインズサターンの決め手は相当鋭いですから、前がやり合うような展開になれば怖い存在です。
そして地元期待のエンパイアペガサス。
みちのく大賞典3勝目を挙げ、まったく衰えは感じません。
今のタフな馬場ならば、この馬のスタミナが活きるのではないかと期待しています。
 
 ◎3、バンクオブクラウズ
 ○9、ヒストリーメイカー
 ▲2、マスターフェンサー
 △1、クインズサターン
 △4、エンパイアペガサス

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