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駒形賞/1800mでジェイケイブラックの実力全開!

2020年05月05日

 5月3日に行われた3歳重賞・岩手3歳三冠の第一戦『ダイヤモンドカップ』はグランコージーが優勝。一冠目を手にしました。

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 この日の水沢競馬場は晴・良、パワーを要求される深い馬場に逃げタイプが苦戦する一日でしたがグランコージーは自らハナに立つ真っ向勝負を挑みます。一方、中団から狙いを定めるフレッチャビアンカは向こう正面半ばで2番手に上がると、3コーナーからはこの2頭の一騎打ち。そのまま直線も戦いが続くかと思われました。
 しかしグランコージーはライバルに馬体を併せることを許さないばかりか直線に向いたところから引き離し始め、最後は9馬身差までリードを広げてゴールイン。昨年の2歳最優秀馬が貫禄を見せつけるとともに見事な一冠制覇を果たしました。
 フレッチャビアンカもしかし最後まで踏ん張り通して2着を死守。3着には転入初戦リュウノチョッパーが食い込みました。



 5月5日・火曜のメインレースは第12Rになります。B1級特別の『駒形賞』発走は18時05分。今年は全くGWらしさが感じられないGWなのですが、地方競馬は連日開催中です。GWの岩手競馬はひとまずこの5日まで。締めくくりのこの駒形賞をぜひお楽しみください。

 本命は(1)ジェイケイブラックとしました。昨夏の転入後に4連勝、年末からこの春初戦まで少し足踏みをしたものの、前走を快勝して再び勢いが戻ってきました。
 JRA時代には中長距離を使われていた本馬なのですが岩手で中距離と言える距離を走ったのは実は前走が初めて。そこで余裕ある勝ち方を見せたのですから距離適性はやはり高いと言うべきでしょう。
 この駒形賞は勝った前走と同じ1800m。枠順も奇しくも前走と同じ1枠1番、この距離で最も有利と言われる最内枠です。今回は直前までA級で走っていた馬もいて相手強化の形になりますが、有利な条件が揃ったここは中心として期待するのが当然でしょう。

 対抗は(5)ニシノゲンキマル。昨秋に南関東から転入後、最下級から連勝でここまで駆け上がってきました。ここまで10戦して3着より下なしは見事。転入前の南関東では短距離メインで走っていましたが元々のJRA時代や南関転入直後は中長距離が主戦場だった馬。その経験や血統面からも、距離が伸びての魅力が大きい存在。
 (4)マイネルバローネも中距離の経験が豊富ですし一昨年はA級でも勝ち星を挙げていた馬ですからいわゆる"格上"。この春の叩き三戦目でしっかり勝ち抜いた点もいかにもベテランという印象です。意外に水沢コース、1800mの距離との相性が悪い戦績なのですが、勢いを取り戻した格上馬の力を侮るのは危険。

 (7)アリッサムは1年以上勝ち星から遠ざかっていますが距離に苦手感なし。前走の4着に復活の兆しを感じ取ってみたい所。(6)トゥザキングダムも地力はA級通用のものがあったはず。水沢中長距離との相性の良さを発揮できれば。

●12Rの買い目
馬単(1)=(5)、(1)→(4)、(1)→(7)、(1)→(6)

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