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31日メインは牝馬準重賞・フェアリーカップ。牝馬No1ゴールデンヒーラーが復活を賭ける

2023年07月30日

 31日メインは牝馬・地方競馬全国交流ビューチフルドリーマーCトライアル準重賞「第24回フェアリーカップ」(盛岡ダート1800m)。マルケイマーヴェルは目下2連覇中。3連覇を目指して調整を進めてきたが、強力牝馬がエントリーしてきた。

ゴールデンヒーラーは2歳時からトップグループを走り続けて重賞7勝。2歳時に最優秀短距離馬に選ばれ、3歳時、昨年も2年連続で最優秀牝馬に選出された。昨年も青藍賞を完勝し、JpnI・マイルチャンピオンシップ南部杯へ挑戦。メンバー最速タイの上がりを披露し、5着に健闘。続いて地元の期待を集めてJBCレディスクラシックに駒を進めたが、脚部不安が発生したため出走取り消し。その後は北海道で放牧された。

水沢帰郷は今年2月。一回り大きくなって戻ってきて、満を持して栗駒賞から戦列復帰。好位キープから4角先頭の横綱相撲で完勝し、今年は天下取り濃厚と誰もが思った。しかしシアンモア記念は逃げ一杯6着に沈み、一條記念みちのく大賞典も8着凡走。案外の結果に周囲の落胆も大きかった。

そこで陣営が下した決断は牝馬限定戦フェアリーカップ。別定戦で56キロで走れるのも選択した理由の一つ。賞金はともかく、まずは勝ち癖をつけたい—が本音。きっちり勝利をモノにして秋のビッグレースに備えたいところだろう。

グルアーブはデビュー4戦は中山ダート1200mを使って2着2回3着2回。その後は芝へ路線変更して芝1400m〜1600mで3勝をマークした。3走前の3勝クラス・中山ダート1200m戦5着。走破タイム1分11秒4は現在の短距離オープンでも十分通用する。

最大ネックは距離対応。メインがマイル以下で1800m延長がどう出るかだが、盛岡1800m戦は1コーナーの入りが早くペース落ち着くのは確実。それならば十分克服できる。

マルケイマーヴェルは岩手版オークス・ひまわり賞を優勝。OROオータムティアラ2着。以降、一貫してA級で走り続けてフェアリーカップ2連覇中。それを含めて盛岡1800m4戦3勝と絶対の自信を持っている。前走4着後はここに照準をピタリと合わせたが、まさかのゴールデンヒーラーの出走。それでも相性抜群のフェアリーCで3連覇を狙う。

マルルットゥは3歳時に牝馬重賞・あやめ賞を快勝。ひまわり賞でもトーセンキャロルの2着を確保した。昨年10月から南関東へ移籍して今年春に里帰り。未勝利ながら2着3回と好走。堅実な差し脚健在をアピールしている。

ホワイトブライドは今季5着最高と精彩を欠いているが、盛岡5勝2着5回。得意コースで巻き返しを狙う。

ブリリアントウェイは中央未勝利から金沢3勝後、南関東へ移籍。川崎2000m戦で3勝マークとステイヤーぶりを発揮。転入戦はマイルが舞台だったが、1800m延長は大歓迎。

◎(4)ゴールデンヒーラー
〇(5)グルアーブ
▲(7)マルケイマーヴェル
△(3)マルルットゥ
△(6)ホワイトブライド
△(9)ブリリアントウェイ


<お奨めの1頭>
2R デルマスーリア

デビュー戦は伸びを欠いて3着だったが、初輸送、初コースも影響したか。盛岡2度目で巻き返しに転じる

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