斎藤修の重賞ピックアップ

【7/22園田・兵庫サマークイーン賞】タイトル奪取なるかホールドマイラヴ

 昨年の第1回は姫路1500メートルで行われたが、今年は園田1700メートルが舞台。
 重賞はこれで2度目の挑戦となるホールドマイラヴを狙ってみたい。前走牡馬相手で1230メートルの園田フレンドリーカップ(5着)はともかく、前々走のA1ひめじ広峰特別は3?4コーナー中団も直線で豪快に差し切り、今回出走のエンタノメガミやボールドグレインなどに完勝した。兵庫では1500メートルまでしか経験がないが、脚質的にも血統的にも1700メートルならこなせるはず。園田の短い直線に替わってどうかだが、3コーナー手前から早めにまくっていけば差し切れる脚は持っていると見る。
 相手筆頭はエンタノメガミ。2月の福山牝馬特別こそキーポケットに1馬身及ばずの2着だったが、その後は牡馬のトップクラスと6戦して3着を一度も外さない安定ぶり。牝馬同士のここはあらためて期待しみたい。
 キーポケットも当然差はなく、ここまで牝馬同士の重賞を3勝。園田1700メートルは6戦4勝、3着2回と得意の舞台。4カ月ぶりの休み明けで少々割引。
 ボールドグレインは昨年11月の兵庫クイーンカップでキーポケットのクビ差2着。ここ2戦は結果が出ていないが、いずれも牡馬一線級とのレース。牝馬同士のここなら巻き返しもある。
 のじぎく賞を完勝したバージンサファイヤは初の古馬との対戦。福山に遠征した若草賞では離されての2着だけに、このメンバーに入って馬券にからめるかどうか。
 ◎ホールドマイラヴ
 ○エンタノメガミ
 ▲キーポケット
 △ボールドグレイン
 △バージンサファイヤ

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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