斎藤修の重賞ピックアップ

【10/14盛岡・マイルチャンピオンシップ南部杯JpnI】素質開花で5連勝ホッコータルマエ

 ホッコータルマエはダートグレード5連勝中と、今年最大の上り馬。今年、といっても、昨年3歳時のジャパンダートダービーで5着に負けて以降は、この路線のトップクラスと対戦しながら3着を外していない。もともとそれだけの力があったのが、一気に素質開花といった感じだ。かしわ記念JpnIではマイルにも対応できることを示し、帝王賞JpnIではニホンピロアワーズを叩き合いの末しりぞけた。その帝王賞JpnI以来3カ月半ぶりなのに加え、目標はこのあとのGI/JpnIにあるだろうから、ここでどこまで仕上げてくるかが気になるところ。連軸という狙いなら堅い。
 グレープブランデーはフェブラリーステークスGIを制して以来の剥離骨折明けでどこまで戻しているか。3歳時、ジャパンダートダービーJpnIを制したあとにも骨折があり、その後はこの馬の実力を考えればしばらく物足りないレースが続いていただけに、再び今回の負傷休養明けでどうか。ただフェブラリーステークスGIは、ラチ沿いを追走しながら直線で4頭5頭分外に持ち出しての差し切という着差以上に強い勝ち方。今回、同じ坂のあるマイルの距離で東京競馬場と似た形態のコースだけに、デキ次第では圧勝という可能性まである。
 エスポワールシチーは、この南部杯で2勝、2着1回。昨年のこのレース以来勝ち星がないが、フェブラリーステークスGI、かしわ記念JpnIでともに着差はそれほどない2着と衰えは見られない。とはいえ4歳、5歳の上り馬を8歳馬がまとめて負かすというシーンもなかなか想像しにくい。
 アドマイヤロイヤルは、昨年のこのレースでエスポワールシチーから10馬身ほど離されての3着。この2連勝で当時より力をつけていることは確か。ちなみに1年前の鞍上は安藤勝己騎手で、1年前はまだ現役だったんだと思うと感慨深いものがある。
 セイクリムズンは、ダートグレード4連勝という昨年ほどの勢いがないとはいえ、それでもダートグレードでは常に上位争い。あまり人気を落とすようなら馬券的には連下として狙い目だろう。
 ◎12ホッコータルマエ
 ◯3グレープブランデー
 ▲8エスポワールシチー
 △9アドマイヤロイヤル
 △10セイクリムズン
 
 マイルチャンピオンシップ南部杯の出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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