斎藤修の重賞ピックアップ

【12/7水沢・北上川大賞典】距離と経験でコミュニティ

 ナムラタイタンとコミュニティは、この秋のJpnI、マイルチャンピオンシップ南部杯、JBCクラシックで地元の期待を背負って走り、両レースとも地方馬だけで見ればナムラタイタンが最先着で、その次の着順がコミュニティ。さすがに中央の一線級には刃が立たなかったが、地元の意地は示した。
 岩手移籍後にはまだ一度も地方馬には先着されていないというナムラタイタンだが、今回はコミュニティのほうを軸にした。理由としては、まず2500メートルという距離。たしかにナムラタイタンは2000メートルのみちのく大賞典を楽勝しているが、果たしてさらなる距離延長となると血統的なところが心配になってくる。もうひとつの理由は、コミュニティはここまでかなり厳しいレースを経験しているということ。たとえばマーキュリーカップJpnIIIでは果敢に向正面まで逃げ、着順こそブービー12着だったが、レコード(当時)決着を演出した。JBCクラシックでも1〜2コーナーあたりまで中央の有力馬の直後を追走するという積極的なレースを見せた。今回は逆転できるチャンスと見る。
 このレース連覇がかかるのがモズ。昨年は見事な逃げ切りだったが、ナムラタイタンやコミュニティ級の馬がいなかったこともたしか。今回が北海道から再転入して2戦目となるが、門別では重賞の2戦ともに勝ち馬からは大差をつけられてという成績だったのが気になるところ。
 コパノツイテルは、中央から再転入して4戦目。重賞初挑戦だが、岩手ではまだ底を見せていない。上位争いに食い込んでくる可能性はある。
 イケドラゴンは中央から転入してC級からの再スタートだが、10月までは中央のオープンで走っていた。ダートの長距離でどんな走りを見せるか。
 ◎2コミュニティ
 ◯6ナムラタイタン
 ▲11モズ
 △5コパノツイテル
 △8イケドラゴン
 
 北上川大賞典の出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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