斎藤修の重賞ピックアップ

【5/30門別・北斗盃】能力発揮ならサザンヴィグラス

 昨年からダービーウイークがダービーシリーズとなって、その期間の縛りがゆるくなり、門別では北海優駿が3週繰り下げられた。それにともない一冠目の北斗盃もシーズンが開幕していきなりではなく第4回開催となった。これによって、移籍・転入馬も含め全馬が4月ないし5月にレースに使われている状態での対戦となる。
 サザンヴィグラスの2走前、川崎のつばき賞は、楽にハナをとると、ぴたりと追走してきたヴオロスと、3番手以下を離しての一騎打ちとなり、一度もハナを譲ることなく振り切った。そのレースぶりならとクラウンカップでは1番人気に支持されたものの、外枠から押してもハナがとれず、道中の行きっぷりもいまいち、4コーナー手前からの負い比べではもうお釣りがなかった。たしかに相手も強くなって57キロを背負っていたこともあるが、つばき賞のときのような状態にはなかったように思われる。今回はそのクラウンカップから約2カ月間隔を明け、北海道に戻っての一戦。能力が発揮できる状態ならここでは力が違う。
 相手筆頭は牝馬のクロスウィンド。2歳時にはシーズン最後のブロッサムカップを制して浦和に移籍。2月1日の若竹特別(川崎)では、前出ヴオロスに1馬身半差2着と好走した。北海道に戻って2戦目となった前走、古馬に編入されての勝利も、3歳のこの時期ということを考えると価値があるもの。
 ハーリーバーリーの前走、チューリップ特別はクロスウィンドの4着だったが、開幕初日の3歳特別ではピタリと追走していきたクロスウィンドを直線で振り切った。マイペースで先行できれば粘り込む場面はあるかもしれない。
 ビジネスライクは、ブロッサムカップがクロスウィンドの2着で、今季初戦の3歳特別を快勝。○▲となら能力的に差はない。
 競走除外となったあとのシーズン初戦を勝ったツルノシン、岩手から戻っての初戦となるニッポンダエモンらも上位争いにからんできそう。
 ◎11サザンヴィグラス
 ○7クロスウィンド
 ▲8ハーリーバーリー
 △2ビジネスライク
 △9ツルノシン
 △3ニッポンダエモン
 
 北斗盃の出走表はこちら

斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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