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【9/22ばんえい・岩見沢記念】いよいよ5歳世代の出番メジロゴーリキ

 若い5歳の新興勢力が活躍している岩見沢記念。過去10年でも2013年ニュータカラコマ、2014年ホクショウユウキ、そして昨年のマルミゴウカイと5歳馬が3頭勝っている。いずれも古馬重賞はここが初制覇。ニュータカラコマこそ古馬重賞でそれまでに入着経験がなかったが、ホクショウユウキはばんえい十勝オッズパーク杯で3着があり、マルミゴウカイはばんえい十勝オッズパーク杯3着、北斗賞2着という好走実績があった。
 というわけで5歳のメジロゴーリキに期待してみる。今シーズンはまだ勝ち星がないが、とはいえすべて4着以内。昨シーズン、すでにチャンピオンカップを制しており、今シーズンの古馬重賞では3、4、3、2着。別定重量で加増なしの820キロも有利で、今後古馬重賞戦線で中心的な存在として活躍が期待できそう。
 昨シーズン終盤はやや崩れたコウシュハウンカイだが、今シーズンになってこの馬らしい安定感が戻ってきた。目下3連勝という好調がどこまで続くか。
 暑い夏はやはり不振だったオレノココロだが、ようやく涼しくなり、ここからばんえい記念に向けて調子を上げていくことになるのだろう。となりに先行タイプのコウシュハウンカイがいて、障害を越えるタイミング次第。
 高重量戦でしぶとい走りを見せるシンザンボーイは、ばんえいグランプリ3着のあとも引き続き好調。
 メジロゴーリキ以外の5歳馬も古馬重賞タイトルに手が届きそうなところにいる。ゴールデンフウジンはばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞で4着。ミノルシャープは10キロ加増が厳しそうだが、旭川記念2着、ばんえいグランプリ4着があった。
 ◎9メジロゴーリキ
 ○2コウシュハウンカイ
 ▲1オレノココロ
 △7シンザンボーイ
 △4ゴールデンフウジン
 △3ミノルシャープ
 
 岩見沢記念の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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