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【11/17高知・土佐秋月賞】ナンヨーオボロヅキに強敵現る?

 アルネゴーが14日の園田・楠賞に遠征してここは不在となっただけに、高知二冠を制してその後も好調なナンヨーオボロヅキにとっては、またひとつタイトルを重ねられるチャンス......かと思いきや、そう簡単にはいきそうもない。
 門別からの転入初戦をほとんど追うところなく楽勝したモズヘラクレスだ。楽々と出した勝ちタイムが1400メートル=1分29秒9。たとえば同じ3歳馬同士で1400メートルの黒潮皐月賞の過去の勝ちタイムを見ると、1分30秒を切ったのは2002年まで遡らなければならない。門別では1700メートルでも2着好走があることから距離も問題ない。吉原寛人騎手が鞍上として呼ばれたという期待から一発あってもおかしくない。
 ヘニーオーザは中央未勝利からの転入初戦だった魚梁瀬杉特別では、逃げてナンヨーオボロヅキに3/4馬身差で2着に食い下がった。ただ着差はなかったものの軽くひねられたという感じで逆転までは難しそうだが、連下なら狙えそう。
 先日引退が発表されたディアマルコの半妹として注目のディアレイカだが、前走で7月以来久々の勝利。ただ一連の重賞や魚梁瀬杉特別ではナンヨーオボロヅキとは差のあるレースぶりだけに、今回も上位食い込みまで。
 中央未勝利から転入して3戦連続連対のグリグリがどこまでやれるか。
 ◎8ナンヨーオボロヅキ
 ◯2モズヘラクレス
 ▲6ヘニーオーザ
 △9ディアレイカ
 △1グリグリ
 
 土佐秋月賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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