ミスカゴシマは、佐賀生え抜きとしては久々に現れた世代最強クラスかもしれない。ここまで負けたのは中央の芝と金沢の遠征だけ。しかもその金沢では北海道からの遠征2頭の間に食い込んでの2着。例年台頭する北海道からの移籍馬の上位クラスと同じかそれ以上の能力であることは間違いない。控えて競馬ができることでも将来性が感じられる。前走佐賀若駒賞は初めての1800メートルでも他馬を相手にしなかった。2着トップレベルとは1馬身半差だったが、脚色を図りながらで、着差以上に力の違いがあった。11月のカペラ賞で強い勝ち方を見せたリバイブがいれば迷うところだったが、ここには登録がなく、ミスカゴシマの中心はゆるぎない。
エンゼルリーナは門別からの転入初戦を圧勝したが、前走1750メートルの初夢特選は3コーナーあたりまでは手応え十分だったが、ゴール前で失速して3着。能力上位ではあるが、この距離は気になるところ。
トップレベルはデビュー2戦目で勝利を挙げたのみだが、カペラ賞がリバイブの3着で、佐賀若駒賞が前述のとおりミスカゴシマの2着。この距離で力をつけれてくれば、いずれ逆転という可能性はありそう。
ほかはちょっと差があり、この3頭の勝負だろう。
◎3ミスカゴシマ
○5エンゼルリーナ
▲2トップレベル
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