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【2/27佐賀・たんぽぽ賞】テイエムヤマカゼが初ダートでどうか

 今回が初ダートになるが、テイエムヤマカゼの実績が抜けている。新馬戦を勝ったあと、2歳のオープン特別では勝ち負けには至らなかったものの、勝ち馬との差は最大でも1秒6と大きくは負けていない。中央勢は出走6頭中3頭が未勝利馬というメンバーの中で、前走3歳1勝クラスで勝ち馬からコンマ3秒差の4着は抜群の実績。あとは佐賀のダートコースが合うかどうか。
 川崎から遠征のトキノノゾミは新馬戦を勝ったあとの成績がぱっとしないが、前走中央未勝利との条件交流がハナ、クビという接戦の3着。距離適性的にも能力を発揮できそうで、あとは初めての長距離輸送で、その力を発揮できる状態にあるかどうか。
 トライアルのノカイドウ特別を逃げ切ったのがベルウッドコチョウ。その勝ちタイム1分30秒4なら、例年のたんぽぽ賞との比較でも勝負になるレベル。
 もうひとつのトライアル、ミヤマキリシマ特別で2着だったのがウィンウィンボルト。その走破タイムはベルウッドコチョウよりもコンマ1秒速かった。続く地元同士のたんぽぽ賞ファイナルチャレンジでは1番人気にこたえて逃げ切り快勝。地元の期待はこの馬だ。
 九州産馬限定の未勝利戦を勝ち、小倉のひまわり賞2着だったローランダー、ノカイドウ特別6着も前走のダート戦で上昇気配を見せたカシノピアレスらも連下争いなら。
 ◎3テイエムヤマカゼ
 ○10トキノノゾミ
 ▲9ベルウッドコチョウ
 △5ウィンウィンボルト
 △2ローランダー
 △1カシノピアレス
 
 たんぽぽ賞の出走表はこちら 

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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