アングライフェンは明けて8歳だが、ダートに転向したあとようやく成績が安定してきて、昨年のシリウスステークスGIIIではロードゴラッソより2キロ重い57キロでクビ差の2着。それが今回、重賞勝ちがないためロードゴラッソより1キロ軽い別定54キロはかなり楽になった。年末の名古屋グランプリJpnIIでもきわどい2着に好走しており、いよいよここでチャンスが巡ってきた。
ロードゴラッソは1番人気に支持された前走佐賀記念JpnIIIでは2着。道中はまるで包囲網に遭ったように内に閉じ込められて厳しい競馬を強いられた。東京大賞典GI・5着という実績からも巻き返しが期待される。
佐賀記念JpnIIIで、そのロードゴラッソをねじ伏せたのがナムラカメタロー。地方初参戦で、鞍上の石川裕紀人騎手も佐賀コースは初めてだったが、逃げたラインカリーナのぴたりと直後で、ロードゴラッソにもプレッシャーを与えながら、外枠を生かしてまことにうまく乗った。ロードゴラッソとは再度の対戦でどうか。
2勝クラスから3勝クラスを連勝して重賞初挑戦となるフィードバックが、このメンバー相手にどこまでやれるか。
◎4アングライフェン
○5ロードゴラッソ
▲10ナムラカメタロー
△3フィードバック
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