中央1勝クラスを勝ったあと転入したファストフラッシュは、金沢初戦となった休み明けの前走を逃げ切り勝ち。3コーナー手前で後続に迫られたものの、4コーナーから直線で再び差を広げた。タンクティーエー相手に快勝という内容なら、金沢の重賞戦線で中心的な存在になるかもしれない。
中日杯を5馬身差で圧勝したティモシーブルーは、遠征や他地区の有力勢相手となると分が悪いが、地元金沢同士ならまだ底を見せていない。冬休み明け初戦の前走もゴール前接戦でなんとか勝ったが、そこを使われての上積みは期待できそう。
タンクティーエーの前走は、逃げたファストフラッシュをみずからつかまえにいかなければならず、後続にもマークされてという展開的に厳しい競馬だった。金沢では古馬重賞初挑戦で、ここが試金石となりそう。
グルームアイランドの前走は、ゴール前一気に迫ったが、惜しくもティモシーブルーにアタマ差届かず2着。前3頭が競り合うという展開に恵まれた感じがあった。昨年末の中日杯でも2着だったが、勝ったティモシーブルーから5馬身差。ここは連下争いまで。
トライアルを勝ったエムザックヒーロー、中央から転入後のA2特別で善戦のコチョウジュニアらは、上記4頭との比較では一枚落ちる。展開の助けなどで馬券圏内があるかどうか。
◎7ファストフラッシュ
○11ティモシーブルー
▲9タンクティーエー
△3グルームアイランド
△8エムザックヒーロー
△6コチョウジュニア
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