斎藤修の重賞ピックアップ

【7/19高知・トレノ賞】枠順も考慮してスペルマロン

 高知の今年前半の1600メートル以下の重賞戦線では、サクラレグナム、スペルマロン、ウォーターマーズの3強がしのぎを削ってきた。しかし今回そのうちウォーターマーズが不在となって、その鞍上だった西川敏弘騎手が大井から転入3戦目のダノングッドに騎乗する。ここでも赤岡、倉兼、西川という3騎手の争いと見る。
 11歳でも1300/1400メートルでは崩れることがないサクラレグナムだが、高知1300メートルではやや不利な3番枠に入ってしまった。逃げる馬ではないので外からマークされ内に包まれてしまうリスクが大きい。
 対してスペルマロンは、他の有力馬を見ながらレースを進められる10番枠。スペルマロンは不思議と真ん中より外の枠に入ることが多く、中央から転入してこれまで13戦で、2番、3番、4番がそれぞれ1度ずつあっただけで、あとは5番枠から外。
 という枠順を考慮して、◎スペルマロン、○サクラレグナムとした。
 ダノングッドは大井1200メートルのオープン特別で3着、4着があったという実力。前走園田FCスプリントでも4コーナーで絶望的な位置から追い込んでクビ差2着だった。ただ高知ではA-2戦を一度経験しただけで、高知の馬場に対する適性がどこまでという不安はある。
 兵庫所属として一昨年の黒船賞を制したエイシンヴァラーが今年、高知に転入。B級やC級で取りこぼしがあったという今の実力でどうだろう。
 ◎10スペルマロン
 ○3サクラレグナム
 ▲9ダノングッド
 △7エイシンヴァラー
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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