トップハンデ720キロがメムロボブサップとアオノブラックで、最軽量は牝馬ジェイカトレアの670キロ。同世代同士で最大50キロ差のトップハンデが勝つのは容易ではないが、過去5年の成績を見ると、2016年にはセンゴクエース、2017年にはマルミゴウカイが720キロで勝っている。センゴクエースはこのときすでに古馬オープンも勝っていたが、マルミゴウカイのほうはばんえいダービー以降は世代限定戦しか使っていなかったので、古馬のトップクラスとの力関係がどうだったかはわからない。一方、昨年720キロで4着だったアアモンドグンシンは、それまで古馬オープンに入ると4着が最高という成績だった。ゆえに720キロで勝ち切るには古馬オープンで勝ち負けの実績が必要ということになる。
三冠馬メムロボブサップは、4月のスプリングカップではコウシュハウンカイに10キロ差で3着、5月のさつき特別ではオレノココロに10キロ差で1秒8差の2着があった。その実績なら、同世代同士の720キロでも勝負になる。
ダイリンファイター、サクラドリーマー、インビクタの3頭は近走でほどんど差のない三つ巴の争い。2連勝中でここに来ての勢いがあるサクラドリーマーは、トップハンデより30キロ軽い690キロならあっと言わせる場面のもありそう。
もう1頭のトップハンデ、アオノブラックは前走がA1混合での勝利とこちらも勢いがあり、さつき特別ではメムロボブサップと同じ重量で差のない3着なら、この馬にも可能性はありそう。
◎4メムロボブサップ
○7サクラドリーマー
▲1アオノブラック
△8インビクタ
△2ダイリンファイター
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