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【7/7金沢・日本海スプリント】この距離で素質開花かミラクルダマスク

 ミラクルダマスクは南関東でもほとんど1200メートル以下を使われており、特に昨年夏以降は、超短距離の1000メートル以下を狙って出走してきた。そして岩手に移籍して出走した早池峰スーパースプリントはスタートダッシュがめっぽう速く直線まで先頭。コンサートドーレには交わされたもののレコード決着の2着。今度はここを狙って笠松に移籍。笠松1400メートル戦でも抜群のスピードで逃げたが、残り100メートルでばったり。やはりワンターンの超短距離戦でこそ。今回は速そうな馬が揃っただけに、1番枠でスタートダッシュを決められるかがカギになりそう。
 やはり超短距離戦を狙って転戦しているのがエイシンテキサス。スーパースプリントシリーズでは、一昨年は佐賀所属として園田FCスプリントを制し(1着同着)、昨年は名古屋所属としてこのレースを制した。さらにその後盛岡芝1000メートルのOROターフスプリントも制している。前走早池峰スーパースプリントは8着だったが、連覇のかかる舞台だけに巻き返しに期待したいところ。
 チェゴは1000メートル以下は船橋で一度走ったことがあるだけだが、門別・船橋の1200メートル戦で5勝。あらためて適性が試されるところ。
 モンファロンは中央2勝クラスから名古屋に移籍して目下3連勝中。前2走は宮下瞳騎手で女性騎手の2キロ減があったが、ここはその減量がなく57キロを背負ってどうか。
 トライアルの900メートル戦を一気に逃げ切ったのがフェリシアルチア。今回は出走8頭中6頭が名古屋・笠松からの遠征という快速自慢の馬ばかりのなかでどこまでやれるか。
 ◎1ミラクルダマスク
 ○6エイシンテキサス
 ▲8チェゴ
 △7モンファロン
 △3フェリシアルチア
 
 日本海スプリントの出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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