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【8/14園田・摂津盃】重賞連勝狙うタガノジーニアス

 中央3勝クラスから再転入したタガノジーニアスは、初戦の特別戦では強気に攻めてジンギ、ヒダルマの後塵を拝したが、名古屋に遠征した名港盃は、直線単独先頭のエイシンニシパをゴール前で差し切った。輸送もあって増えていた馬体を絞って兵庫勢3着まで独占というレースを制した。ここはジンギ、ヒダルマに対して雪辱がかかる一戦。
 ジンギは昨年10月以降連対を外していないが、重賞では菊水賞以来勝利がなく、2走前の兵庫大賞典ではタガノゴールドに3馬身突き放された。今回はあらためて古馬重賞初制覇を狙う。57キロのトップハンデでも、タガノジーニアスと2頭の勝負となりそう。
 このレース連覇を狙うのがヒダルマ。前走は早目に並びかけてきたタガノジーニアスを直線で振り切り、逃げ切ったかと思ったが、仕掛けを遅らせたジンギにとらえられて2着。水の浮く不良馬場でマイペースで逃げられたぶんゴール前まで粘ることができた。あらためて強敵相手に逃げてどこまで粘れるか。
 名港盃では直線追い込んでタガノジーニアスの2着に入ったストーンリバーも今回トップハンデ57キロ。ヒダルマを目標に他馬が早目に動いて直線末脚が生きる展開になればチャンスも。
 51キロのアイスミディ、53キロのアーチデュークは軽ハンデを生かして上位に食い込めるかどうか。
 ◎2タガノジーニアス
 ○10ジンギ
 ▲4ヒダルマ
 △11ストーンリバー
 △12アイスミディ
 △3アーチデューク
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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