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【9/11園田チャレンジカップ】連勝の勢いでナリタミニスター

 昨年来、着実に勝ち星を重ねてきたナリタミニスターは、金沢遠征も含め1400m戦で目下4連勝中。3走前には不良馬場で2着に5馬身差、1分27秒3という勝ちタイムをマーク。前走は直線だけでやはり5馬身差突き放し、良馬場で勝ちタイムは1分29秒5。園田チャレンジカップの近年の勝ちタイムがだいたいこのくらいの範囲。今回はほかに逃げ馬が何頭かいるメンバーで、金沢スプリントカップでは3番手から直線抜け出していたように、引っ張ってくれる馬がいたほうがむしろレースはやりやすいのではないか。
 昨年のこのレースは、逃げたナチュラリーをぴたりと2番手で追走したエイシンエンジョイがゴール前でとらえての勝利。ナチュラリーは3/4馬身差で2着という結果だった。しかし今年2月の園田ウインターカップでは、逃げたナチュラリーがエイシンエンジョイを振り切り3馬身差をつけての完勝。能力的には差がなさそうで、ともに休み明けというのは気になるところ。ただ今回はエイシンエンジョイが3番枠なのに対して、逃げてこそのナチュラリーは9番枠。ナチュラリーにとっては難しいレースになりそう。
 中央2勝クラスから転入して1230メートルで3連勝したナムラムートは、佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIに遠征して地方最先着の5着。それを経験して初めての園田1400メートルでどうだろう。
 逃げ候補のもう1頭、ヒダルマはさらに外の11番枠。近走は中距離を中心に使われており、このメンバーに入っての1400メートル戦では上位争いまで。
 バイラは中央オープンからの転入初戦で1番人気に期待された前走は、4コーナーで一杯になって4着。一度使われての上積みがあるかどうか。
 ◎8ナリタミニスター
 ○3エイシンエンジョイ
 ▲9ナチュラリー
 △1ナムラムート
 △11ヒダルマ
 △10バイラ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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