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斎藤修の重賞ピックアップ

【10/7門別・瑞穂賞】大一番を視界に捉えたルールソヴァール

 2年前ではあるが佐賀記念JpnIIIのタイトルがあるルールソヴァールは、転入後、月1回のゆったりしたローテーションでここまで3連勝。いずれも危なげない勝ち方。7頭立てとはいえ、道営記念を見据えて有力馬が揃ったが、田中淳司厩舎ではこれまで2012年モエレビクトリー、15年グランプリブラッドが、中央オープンからの転入で道営記念を制しているように、ここは期待大の一戦。
 ヤマノファイトは、船橋から転入初戦の特別戦がルールソヴァールに1馬身半差の2着で、続く旭岳賞はスタートで躓いて落馬。続く前走も相手を考えればやや物足りない2着だった。ただ転入前、今年2月の報知グランプリカップで3着だったという南関東での実績を考えれば、このメンバーでも十分やれる。
 スーパーステションは、約1年ぶりの復帰戦となった前走は、逃げて直線でも先頭だったが、残り200mを切ってオヤコダカにとらえられると最後は息切れした感じで3着。その時の直前追い切りが坂路37.1 - 24.2で、まだ仕上がりきっていなかった。今回は36.4 - 23.8という好タイムを出しているだけに、前走以上は確実。
 星雲賞、笠松・くろゆり賞と連勝中のクインズプルートだが、このメンバーに入ると勝ち負けまではどうだろう。
 今季序盤の赤レンガ記念を勝ったステージインパクトはその後の成績がいまひとつ。ただ昨年の道営記念でも旭岳賞、瑞穂賞と差のある敗戦からの2着だっただけに軽視はできない。
 ◎5ルールソヴァール
 ○6ヤマノファイト
 ▲3スーパーステション
 △4クインズプルート
 △1ステージインパクト
 
 瑞穂賞の出走表はこちら

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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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