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【12/30笠松・ライデンリーダー記念】初遠征でタイトル狙うマナバレンシア

 門別デビューで金沢に移籍したマナバレンシアが強い。金沢プリンセスカップは、それまで無敗だったサブノタマヒメに完敗の2着だったが、金沢シンデレラカップでは、北海道から遠征の2頭にクビ、ハナという接戦で制した。続く2歳特別でも牡馬相手に楽勝。今回のメンバーを見ても、門別からの移籍組はいずれも未勝利勝ちクラスで、東海地区で連戦連勝という馬もいないだけに主役を張れそう。あとは初めての遠征と笠松コースがどうか。
 地元勢では12月4日のジュニアキング組のレベルが高かった。勝ったベニスビーチは不在となったが、逃げて惜しくもハナ差2着だったフーククリスタルを筆頭に、3着スーチャン、4着シャノンアーサーまで1分43秒台でのゴール。昨年のこのレースは不良馬場もあって速い決着となったが、良馬場1分43秒台ならここでも十分勝負になるタイム。これら3頭が、金沢のマナバレンシアにとっては強敵となりそう。
 シャドウヘリテイジは中央1戦のみで転入して3戦2勝、2着1回とまだ底を見せていない。
 名古屋のニジイロは初めての笠松遠征となった前走シクラメン特別で2着に5馬身差をつける圧勝で、シャノンアーサー、スーチャンを3、4着にしりぞけた。タイムが速かったのは不良馬場ゆえだが、もう一度あっと言わせる場面はあるかもしれない。
 ◎3マナバレンシア
 ○6フーククリスタル
 ▲12シャノンアーサー
 △9シャドウヘリテイジ
 △7スーチャン
 △1ニジイロ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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