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【1/2水沢・金杯】断然リュウノシンゲン

 リュウノシンゲンが断然。ここまで岩手で8戦6勝。負けたのは、芝の若鮎賞での3着と、南部駒賞で北海道勢の2頭に先着された3着だけ。つまり岩手のダートでは、地元馬には先着されていない。前走寒菊賞で水沢1600メートルも勝っており、これといった新興勢力もないことから、馬場状態が悪化するなどよほどレースに紛れが生じなければ、負けることはないのではないか。
 唯一逆転の可能性があるとすればグランフォロミー。門別デビューで3戦目のアタックチャレンジを勝ち、北海道所属のまま出走した知床賞は5着だったが、そのまま岩手移籍初戦となった寒菊賞ではリュウノシンゲンに1馬身差で食い下がった。さらなる上積みがあるかどうか。
 盛岡のデビュー戦を勝ったのみのミズサンフェイムだが、ここに来て水沢1600メートルでの連続2着は力をつけたと見る。
 門別未勝利から転入して3連勝だったキャッスルベルだが、前走では2着ミズサンフェイムにコンマ2秒差で4着。巻き返しの可能性は考えたい。
 寒菊賞で2着グランフォロミーから4馬身離されての3着だったファイントリックはどこまで差を詰められるか。エンパイアペガサスの半妹ということでは注目したい。
 ◎8リュウノシンゲン
 ○7グランフォロミー
 ▲5ミズサンフェイム
 △9キャッスルベル
 △2ファイントリック
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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