トライアルのミヤマキリシマ特別を制したアイアンムスメか、ノカイドウ特別を制したイロエンピツか。どちらも完勝といえる内容だったが、イロエンピツのほうは、直線で後続を抜き離すというレースぶりに余裕があった。相手関係もあるので、そのレースぶりだけで比較するのは難しいが、勝ちタイムでも上回っているイロエンピツを上位にとる。
イロエンピツの大根田裕之調教師は2010年に荒尾で行われたたんぽぽ賞をコウユーヒーローで制しており、また霧島賞も2016年にキヨマサで制しているように、九州産馬の重賞の常連。また今回イロエンピツに騎乗する新人の飛田愛斗騎手は、山口勲騎手のリーディングの座を脅かす存在としても注目だ。
当然相手はアイアンムスメだが、ミヤマキリシマ特別で1馬身半差2着に食い下がったのが、浦和から遠征のミスターウラノフ。門別1勝から移籍した浦和では勝ちきれないながらも好走があり、遠征も2戦目なら逆転もあるかもしれない。
上位は人気順の決着だったミヤマキリシマ特別で、ミスターウラノフにクビ差3着だったテイエムサツマオーが地元佐賀勢として上位に食い込めるかどうか。
イロエンピツに4馬身離されたものの2着だったシーフードパイセン、アイアンムスメの4着だったテイエムサツマッコらも連下争いなら。
◎11イロエンピツ
○10アイアンムスメ
▲7ミスターウラノフ
△2テイエムサツマオー
△9シーフードパイセン
△5テイエムサツマッコ
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