斎藤修の重賞ピックアップ

【3/21高知・土佐春花賞】3連勝と底を見せていないナムライダテン

 2歳時の重賞実績馬か、それとも転入して好成績を残している新興勢力か。ということで、中央未勝利から転入して3連勝中のナムライダテンに期待する。3連勝はいずれも逃げ切りで、力の違いを見せつけている。前走では4コーナーでブレスロガールに内を掬われ一旦は前に出られる場面もあったが、直線で差し返した。不良馬場ではあるが勝ちタイム1分24秒台ならここでも十分に勝負になる。追い出されると首を低くしての走りもいい。ミッキーアイルの初年度産駒では、メイケイエールがチューリップ賞を制し、ダートではデュアリストが兵庫ジュニアグランプリを制した。産駒のダートでの活躍にも期待だ。
 実績馬では、黒潮ジュニアチャンピオンシップを逃げ切ったハルノインパクトか、金の鞍賞で3コーナーからまくって直線差し切ったブラックマンバか。ただそこでの対決よりも、ハルノインパクトの前走を評価したい。今回のメンバーではもっとも格付上位、C2-1組選抜で惜しくも2着に敗れたものの、1300mで1分23秒3という走破タイムは抜群。一方のブラックマンバにしても、前走C2-5組で1分24秒1は十分なタイム。再びこの2頭の争いということも考えられる。
 ラヴレイアードは、門別から転入して当初は結果が出なかったが、年が明けてからは4戦3勝、2着1回と力をつけた。
 前走でラヴレイアードに半馬身差2着だったアスルノーヴァ、大井から転入して2着、1着のアールエクシードらは上位食い込みがあるかどうか。
 ◎12ナムライダテン
 ○9ハルノインパクト
 ▲1ブラックマンバ
 △2ラヴレイアード
 △7アスルノーヴァ
 △4アールエクシード
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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