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【5/23水沢・あすなろ賞】相手が楽になってチャイヤプーン断然

 チャイヤプーンは、赤松杯を勝ってシアンモア記念でも1番人気に期待されたが、直線は3頭の追い比べに屈して3着。内にささる癖が出て目一杯追うことができなかったのが敗因と思われる。そのとき先着されたのがヒガシウィルウィン、エンパイアペガサスという断然の実績馬。今回はかなり相手が楽になっただけに負けられない一戦。
 ヤマショウブラックは2019年の3歳時に桐花賞を制したもの、その後しばらく勝ち星から遠ざかり、今季2戦目の赤松杯でもチャイヤプーンの7着。それでも前走のA一組特別で久々の勝ち星。調子を上げて臨む一戦だ。
 ジェイケイブラックの前走は、好位から直線で先頭に立ったと思ったところ、それをゴール前で差し切ったのがヤマショウブラックだった。とはいえ半馬身差。昨シーズン、春にA級格付けとなって以降、北上川大賞典(8着)以外はここまで崩れることがない。チャイヤプーン以外はあまり能力差がないメンバーだけに、ここでも上位を狙えそう。
 中央2勝クラスからの転入初戦が2着だったブラックカードに、ヤマショウブラックが勝った桜花特別で3着のグランメガスマイル、同5着のパンプキンズらも休み明けに使われての上昇に期待したいところ。
 ◎9チャイヤプーン
 ○5ヤマショウブラック
 ▲7ジェイケイブラック
 △4ブラックカード
 △6グランメガスマイル
 △2パンプキンズ
 
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NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
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