斎藤修の重賞ピックアップ

【5/16水沢・留守杯日高賞】桜花賞2着の実力グロリオーソ

 ゴールデンヒーラー不在となった地元勢は手薄なメンバーと言わざるをえず、遠征3頭の争いとなりそう。
 大井のグロリオーソは、ユングフラウ賞3着、桜花賞2着と好走しながらケラススヴィアの壁は厚く、東京プリンセス賞ではそれをぴたりとマークする位置でレースを進めたところ、直線で一杯になって7着に沈んでしまった。強敵相手に勝ちにいっての結果であれば仕方ない。ここは相手関係的にも負けられないところで、勝てばグランダム・ジャパン3歳シーズンのポイントでは★★の他地区15ポイント加算で一気にトップに立つことになる。
 船橋から北海道に戻っての出走となるスマイルミュは、桜花賞では4着だったものの、逃げたケラススヴィアに真っ向勝負を挑んでのもの。グロリオーソには先着されたが、そのレースぶりからは勝負付けが済んだとは言い難い。馬券としては勝つ可能性まで考えたい。
 ローレル賞2着だったセカイノホシは、その後の南関東では結果が出なかったものの北海道に戻っての3歳条件で3、1着。この距離はローレル賞で好走したが、あらためて距離適性が問われる。
 地元勢では、あやめ賞でゴールデンヒーラーの2着だったベニスビーチ、同3着だったファイントリックらが、遠征勢3頭に割って入れるかどうか。
 ◎10グロリオーソ
 ○5スマイルミュ
 ▲2セカイノホシ
 △8ベニスビーチ
 △12ファイントリック
 
 留守杯日高賞の出走表はこちら

この予想印で投票
斎藤修の重賞ピックアップ
NAR『ウェブハロン』、『優駿』、週刊『競馬ブック』、『競馬総合チャンネル』などで地方競馬を中心に記事を執筆。グリーンチャンネル『地・中・海ケイバモード』『地方競馬中継』解説。ドバイ・香港・シンガポール・アメリカなどの競馬にも足を運ぶ。1964年生まれ。
この記事をシェアする

他の予想ブログ

地方競馬ブログTOP